メキシコでもできる!三種の調味料「食べるラー油」「コチュジャン」「豆板醤」
こんにちはーウチヤマヒロミです。
メキシコで暮らす私たちですが、基本調味料は手作りです。
単に売ってるものより味も自分の好きに、美味しく安くできるからってだけの理由なのですが。
基本参考にさせていただいているのはネットに載ってるレシピです。
(いつもありがとうございます…!)
単に「海外で作ってみました報告」なので(汗)もし実際に作る際は
記載させていただいたレシピを参考にしてくださいね。すみません…!
見たいコンテンツまでピュンと飛びます
三種類の調味料、作ってみました。
材料を刻みまくる!味は自分好みにできる「食べるラー油」
日本でも数年前に流行りましたねー、食べるラー油。
今更感がものすごいのですが、手作りしてみたらまあ美味しい。
いやーこれははまるなー。ってことですでに3回目。
やっと今回納得のいく食べるラー油ができました。
ちなみに参考にさせていただいたのはこちらのレシピ。(ありがとうございます!)
上記の参考にさせていただいたレシピよりにんにく、生姜、ネギ、多めにいれます。
食べるラー油なのだから食べる部分が多くても大丈夫だろうと。
このねー、刻む作業が骨が折れるんです…フープロ欲しいなー。
うちにある鍋の中で一番大きいなべ、それは中華鍋。
中華鍋に油をいれて青ネギ部分をいれ、香りを移します。
焦げる前に取り出して、さらに刻んだ野菜(玉ねぎ、長ネギ、生姜、にんにく)を
入れるのですが、油が熱くなりすぎていたようで、
一度に野菜を鍋にいれたら油が鍋から溢れて大変なことになりました。
なので気をつけてくださいね。
さらに別のボウルに砂糖、鶏ガラスープの素、味噌、豆板醤、白ごま、
韓国唐辛子粉末をいれて混ぜます。
日本から持ってきた韓国唐辛子をいつも使用しているのですが
キムチ用?と書いてある全然辛くないものなんですよね…。
そういうものなのかな?
前回すごく美味しかったにも関わらず、あまり辛くならなかったので今回は
こっちのチリを大量に刻んでいれてみました。
あと乾燥エビ!!!これもこまかーーくして入れてみました。
(写真はエビ粉末を大量にいれた後)もうほとんど目分量。
自分好みにできるところが手作りラー油のいいところ。
入れたいものを大量に入れます。笑
鍋にいれた野菜がこんがり色づくまで意外に時間がかかります。
根気強く待ちましょう。
でも気づくと焦げる寸前だった…なんてことのないように(それ私!)
野菜が色づいたら先ほどの調味料を混ぜたものを投入!
油が赤く色がついてラー油らしくなってきました。
キッチン中が中華料理屋さんの香りです。笑
「美味しそうな香り…」くんくん。
出来上がったら清潔な瓶に入れて保存しましょうー。
思い切ってチリを大量にいれてみたら鮮やかな赤色の、
満足いく辛さの美味しい美味しいラー油が完成しました。
ご飯にかけても美味しいし(おにぎりにする場合は塩をちょこっと加えて)
麺にかけても肉まんにつけても美味しいです。
ラー油を作って置いておくと、料理に辛さと奥行きを加えたい時など、
さっと使えてほんと便利です。手作りラー油、おすすめ!!
ほんとに混ぜるだけ!意外と簡単「コチュジャン」
参考にさせていただいたのは一方的に敬愛している小泉武夫先生のウェブマガジン。
(の、コチュジャンのページ)
こんなに優良なレシピを無料で拝見していいのか…!という充実っぷり。
日本にいても海外にいても大いに参考になりそうな素晴らしいサイトです。
ま、作り方といっても全て混ぜるだけなんですけどね!!
簡単すぎる上にめちゃ使える美味しいコチュジャンが完成です。
しかも冷蔵庫で保存すれば一年は保つという…。
辛さがもっと欲しい方はチリを刻んでいれてもいいと思います。
この日はフォー。さきほど作ったラー油も添えて。
ちなみにコチュジャンは「ヤンニョムチキン」など韓国料理に使えます。
(写真中央の料理です。)
いつもお世話になっているヤンニョムチキンのレシピ。
みんな大好き、めちゃくちゃ簡単な上に食が進むー!
フライドポテトなどにも応用が効くようです。
コチュジャンも料理に甘さと辛さと奥行きを加えたい時使えますね。
こちらも常備調味料としておすすめ。
短期間でできる!!意外と簡単「豆板醤」
去年、ウェブで豆板醤の作り方を発見し、こちらのサイトを参考にさせていただき
そら豆で豆板醤を作ってみたのですが
時間がかかりすぎる(半年〜できればもっと寝かせる)のと、
宿でお店を始めたので豆板醤が大量に必要になり
小泉武夫先生の(レシピの)お力を借りることにしました。
豆板醤は発酵食品、ということで米麹を使用するようです。
自分で醸した米麹を用意。(いつも私は米麹を作り置きして300gごとに冷凍しています。)
さらに事前にチリを刻んでおきます。
今回はそら豆でなく、出来上がりの早いといわれる大豆を使うことに。
(ちなみに大豆は圧力鍋で蒸しました。)
あっ、茹で汁は一応とっておきましょう。
こっちの大豆は固めなのか、蒸し立てにも関わらず
いつもどうしても粒が残ってしまうのでそら豆のようになめらかに潰せません。
いちいち袋に移し、まんべんなく潰しては鍋に移していく方法を取りました。
けっこう力がいるな…こりゃ大変だぞ…!
豆がだいぶ潰せたら、鍋やボウルに移し必要な材料をすべて投入!
混ぜている中でちょっとタネが硬いな〜というときは
先ほど取って置いた茹で汁を足しましょう。
(でも足しすぎは腐りやすくなるそうなのでNG)
必ず手にビニール袋もしくはビニール手袋をはめて、混ぜましょう!
傷があると死ぬほど痛いそうな。涙
それにしても鮮やかな赤〜〜にうっとり。。。
(とか思ってたら、大豆の潰しきれなかった粒が残ってるのを発見。あああ)
ジップロックのような密閉できる袋に空気が入らないように詰めていきます。
大豆豆板醤は一ヶ月ほどで食べられるそうです。
ただいまこの赤いクラッチバッグみたいな形の豆板醤が冷蔵庫で眠っています。笑
(もう一つのはナゾ豆で作った豆板醤。どうなることやら??)
いや〜〜楽しみ〜〜〜
ちなみにそら豆で作った豆板醤はうちの夕食できちんと使われています。
この日は麻婆豆腐とミニとんかつの日。
大豆豆板醤は和食にも使えるそうなので、幅が広がりそうだなあ。
…約三ヶ月後…
小泉先生レシピには一ヶ月でも食べられるとありましたが、三ヶ月寝かせてみました
(というかほっておいただけ)
これは大豆豆板醤。
ちょっと色の濃いのが、謎豆(なぞまめ)豆板醤。
(謎豆と書いていますが、メキシコにある大豆そっくりのお豆さんのことです)
味見したところどちらも美味しい。
どちらも大成功、です!!
見た目もしっかり豆板醤。
ジップロック的な袋にクラッチバッグ状にして冷蔵庫に立てかけておくと
さっと使いたい時に大変使いにくいので、消毒した瓶に詰めることに。
こんなにできました!さあ料理にどんどん使っていこう〜!
(ちなみにまだ謎豆豆板醤はひとつ丸々残ってます。笑)使い切れるのか?
調味料作り、おすすめです。
お借りしたレシピで恐縮ですが(汗)調味料作りは
作る楽しみ、眺めつつ待つ楽しみ、食べる楽しみ、さらに人に差し上げる楽しみ。
いいことだらけです。
自分好みにできるのもとってもいいところですね。
お時間ある時是非作ってみてください。さて、次は何作ろうかなあー。