メキシコで子宮筋腫が見つかった話③〜切る？いや、切らない？セカンドオピニオンは大事〜
こんにちはーウチヤマヒロミです。
間が空いてしまいましたが、メキシコで子宮筋腫が見つかった時のお話。
（漫画用インスタにはかなり先のことまで描いています）
色々調べましたが、まあ子宮筋腫を持っている方のま〜〜多いこと多いこと…。
今回は手術するか否か？悩んだけれど….の回です。
（2020年5月現在情報メキシコ1ペソ＝4.8円）
子宮筋腫があるとわかってからの私の行動
もう一つの産婦人科に行ってみる
先日行ったラボラトリオ（検査機関）のとにかく明るいルピータさんが
オススメしてくれた産婦人科に行ってみることに。
実はこの時、「これから子供が欲しいのであれば、手術で取ってしまった方がいいのでは？」
という思いがかなり強くなっていました。
インターネットで調べた時に「5センチ以上になると不妊の原因となる」と書かれていたので、
私はその情報にかなりビビっていました。
宿も閉めて、いざ妊活しようと思っても、私はもう35歳以上だったので
夫と「まあ一年半くらいは余裕みようか〜」と話し合いつつも、やはり内心焦りはありました。
こちらの女医さんは「切らなくても治療できる」と言ってくださいました。
そしてエコーをした上で、子宮筋腫以外の病気も指摘してくれました。
色々と悩みましたね…これは本当に。
先生の明るく温かい対応に本当に救われました。
先日のメキシコ人男性医師の
「これはもう切らなきゃ治らない。はい、次詰まってるから今日はもう終わり！」
という態度とは正反対。
女医さんの勧めで投薬治療をすることに。
なんかそんなような噂を聞きました…。
と、まあこんな経緯があって手術はやめになりました。
「手術した方がいいのでは？」→「いや、止めよう」となった心の変化
これはインスタには書いてないのですが、
メキシコ州に住む友達に相談したところ、メキシコシティ在住10年の男性を紹介してくれ、
その方がご好意ですぐにシティの有名なお医者様（日本人男性医師）をつないでくれました。
で、その日本人男性医師とお電話したのですが、すぐに手術しましょうという話になり…。
でもそれが（有り難かったのですが）あまりにもすごいスピードで、
この時点で自分の中で心がついていけなくなっていた部分があったんですよね…
本当に勝手ながら。
「子宮を切る」ということはすなわち、今後出産することがある場合、
殆どの確率で帝王切開を選ばないといけないんだそうです。
そしてもし二人目もあればそれも帝王切開になる確率が高いのだとか…。
（年齢や人、はたまたお国柄等にもよるとはは思いますが。）
帝王切開にもメリットは沢山あると思いますが、この時の私は
「出来れば自然分娩がいい」という考えだったので、それは避けたいと思いました。
電話でお話をさせて頂いたお医者さま自身が産婦人科ではない専門ということ、
執刀医はまた別の後輩のメキシコ人医師ということ。
（一応前日に面談はあるそうなのですが、
手術の日までに執刀医の方と数回話せないというのも不安でした）
手術のために人口密度の多いリスクのあるメキシコシティに行かねばいけないこと、
行ったら手術の前に4000ペソほどするコロナの検査をしなくてはいけないこと等を
考えに考え、手術を止めることにしました。
値段の話までしたのに手術を止めることについて、
お医者さまの心証を悪くしてしまったのは事実なのですが、
私の中では電話だけの会話ですぐに決められない、とても重要な決断だったのも事実でした。
（というかまあ手術自体、しなくていいのならしない方がいいですよね…。）
と書いているものの、顔もよく知らない私のためにご好意でお医者様を
つないでくださったメキシコシティ在住の男性、
手術代を後輩のメキシコ人医師に交渉してくださった日本人のお医者さまには
大変申し訳ないことをしてしまいました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
そして大変申し訳ないことをしてしまいました。
全ては私の無知が招いた結果です…。
今回思ったのは、どんな病気でもセカンド、サードオピニオンは大切だなということ。
そして私もネットの情報だけですぐに手術しようとしてしまったこと、
全体的に焦ってしまったこともよくなかったなあ…と思いました。
メキシコという特殊な環境があったからとも言えますが。
（日本だったら手術してない…か？？）
子宮筋腫が見つかって、手術するか？否か？の話は今回で終わりです。
子宮筋腫の薬については、結果からいうと飲まなくて済んだので
それも引き続きアップしていけたらと思います。