こだわりのパンが美味!噴水のあるカフェ「KUKULPAN」
雨季が明けてウキウキの乾季がやってきました!メキシコ!
(とかなんとか言ってたらこの日の午後雨に降られました。笑)
でもまあおおかた脱・雨季しただろうと、スコーンと抜けるような青空の下、
いつもヨーロピアンで混み合っている人気のカフェ“KUKULPAN”へ行って参りました。
ここ、何度も通ってるけど一度も来たことのないんだよな〜。
場所は人気カフェ”FRONTERA”の目の前。
ちなみに「ククルカンとは「羽毛もつ蛇」と呼ばれ、マヤ神話の至高神・創造神」のことだそうです。
アステカ文明でいうところのケツァルコアトルと同一の神様。
チチェン・イッツァのピラミッドは「ククルカンの神殿」という別名でも呼ばれているそう。
これとかけてる店名なんですね!
(2018年10月現在情報メキシコ1ペソ=6円)
噴水が目の前!気持ちいいカフェ「KUKULPAN」
ダントツで絵になるカフェ。
雰囲気のある建物です。
入り口はこんな感じ。
朝ごはんや、ちょっとお得な食事コースもあるようです。
ピザ(1ピース)+ワイン=50ペソ、
ピザ(1ピース)+ビール=40ペソ、
ピザ(丸ごと1枚)+ワインボトル=280ペソ、
ハウスワインをグラスで二杯=50ペソ……などなど。
やかんから植物が。笑
コーヒーも美味しいけど、パンが美味!
店内はそこまで広くないので、数人しか座れません。
噴水をぐるりと囲むように客席がしつらえてある中の一つのテーブルに座ると
お姉さんがメニューを運んできてくれました。
わりとメニュー、充実!
夫サトーはPan de chocolate(チョコレートパン)15ペソと
Cafe americano(アメリカン)20ペソ、
私はRol de canela(シナモンロール)20ペソとcafe frappe23ペソを頼みました。
そういう専門店でないのにフラッペあるんだ、珍しい!と思いまして。
あ、でもシナモンロール売り切れで、
店員さんに「店内にパン並んでるから見に来て〜」と言われ…私が頼んだのは……
「Pan de muerto(死者の日パン)」!!
死者の日が近づいてくるとパン屋さんに出回るアレです。
(しかもフラッペのグラス(ジョッキ?)も骸骨!!めちゃ死者の日意識してる!笑)
多分このパンの模様は死者の骨を表現しているんですよね。
私今までこれ食べたことなくて、ここで初めて食べました。
というのも、死者の日が近づくとパン屋さんに溢れかえるパンデムエルト。
でも、いつも見るたび明らかに美味しくなさそうで笑
………避けてたと言われれば否定できないのですが笑
でも、なんとここの死者の日パンはとっても美味でした。
「大体季節のお祭り系のパンは形だけという感じがして美味しくない……」
という既成概念を覆すうまさ。笑
全く期待していなかったのですが普通に日本でも通用するような美味しいパンでした。笑
さすが店名に”Pan”が入ってるだけあるな….
ショコラテ入りのパンも美味しかったです!
さくっとしているのにきちんと噛みごたえがあって私好みの味でした
(時々クロワッサン系のパンで口の中でさ〜っと溶けちゃうようなものがありますが、
これはきちんと”パン”してましたねー。)
ちなみにアメリカンはアメリカンなのにきちんと濃いアメリカン!
フラッペは特にお勧めしません。笑
冷たいコーヒー汁に泡が乗っている謎の飲み物でした。
周りのお客さんはみんな食事してたので、ここは食べ物が美味しそうな気がします。
こじんまりとした店内
店内をちょっと拝見。
死者の日が近いからか死者を祀る祭壇発見!!
近くで店員のお姉さんがまかないを食べていたので少し話しましたが、
メキシコ人家庭はみんなこの祭壇があるそうです。
「うちにもあるよ〜」と言ってました。いい文化だなあ。
祭壇と、ソファ席と、メインヴィジュアルの描かれた壁。
木の温かみがある雰囲気がいいですねー。
野菜も販売してるのかな?棚に並んでました。
美味しそうなパンがずらーり。
お値段が高いかと思いきや普通の値段でほっとしました。笑
パンが美味しそうだったので、ちゃっかり持ち帰り用に一本買いました。
15ペソ。
ちなみに外席はわんこ同伴オッケー、そして喫煙オッケーです。
でも私は死ぬほどタバコが苦手なので喫煙者に囲まれるときついかも、という印象でした。
ここ夜もきっと雰囲気いいんだろうなあ、次は夜に行きたいと思います。
パンの美味しいカフェKUKULPAN、よかったら是非行ってみてくださいねー!
KUKULPAN 場所
【地図】