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まさにアジアの香り!メキシコで五香粉の香る「台湾風角煮」を作ってみる!


こんにちはーウチヤマヒロミです。
先日、久々に角煮を作りました!
今までに何度も作ったことのある角煮。
でもなんでかいつも、「ちょっとだけ五香粉が香る和風の角煮」になっちゃうんですよね。
それも美味しいんですけど、なーんか違うんだよなあ。もっとアジアが感じたい!!
というわけで色々調べて試してみました。
分量とか適当ですが、美味しい角煮ができました。
是非お試しをー!
 
(2019年10月現在情報メキシコ1ペソ=5.7円)
 

 


角煮の作り方ご紹介


 


まずは肉をぶつ切りに…の前にやることといえば!



まずはお肉…といいたいところですが、
最初にジャスミンティーを2.5〜3リットル沸かし、十分に煮出します。
あ〜いい香り…。
 
この時点で、圧力鍋に茹で卵を入れたい方は準備しておきましょう。
(卵はいれたいだけ!)
 

近所に毎朝豚を絞めている、新鮮な豚肉を置いているお店があるので
そこで豚肉を塊で二キロ(180ペソ程)ほど買ってきました。
本当は豚の三枚肉が欲しかったのですが、メキシコは脂を他のものに活用するのか
綺麗に脂の入った豚肉は見たことありません。
(切ってくれといえば売ってくれるのもかもしれませんが)
なので、ひとまずこの脂少なめの豚肉で進めていきましょう。
 
あー、こういう男の料理みたいな、食材を大胆に使う料理が大好きです。笑
適当に大きめのぶつ切りにしましょう。
 

その間にフライパンをあたためます。
油を少々引きました。
 

十分にフライパンが温まったらそこへさきほどの豚肉を投入。
旨味を中に閉じ込めるため表面を焼いていきます。
(中まで火が通らなくてもオッケー)
 

豚肉2キロだとフライパンひとつじゃ収まらないので、大きめフライパン二つ使いで。
 

十分に表面が焼けてきたら、そこへさきほど煮出したジャスミンティーを入れます!
アクが出てきても気にしない。あとで捨ててしまいますので。
(フライパンにお肉全部まとめました。入ったけど…満員のお風呂状態。)
 

肉の表面の色が変わったら、これを圧力鍋に移していきます。
ざるにあげてもいいのですが、量が多すぎたので一つ一つ水を切って
鍋に入れていきました。
 

このフライパンに残ったジャスミンティーは余計な豚の脂やアクが出ているので
捨ててくださいねー。

 


野菜を切り、調味料も加え、圧力鍋にいれていく



さて、本来なら大根を使いたいところなのですが、私たちの住むサンクリには
大根は売っておりません。なので大根に近い赤カブを使いましょう!
泥を落とし、頭とお尻を綺麗に切っていきます。
葉っぱは置いておいてあとで角煮に添えるなり、副菜にするなりで活用しましょうね。
 

この色たまらんなあ。
 

青ネギ。これも綺麗に泥を落とし、ざく切りに。
痛んでるところは切って捨てましょうね。
圧力鍋で調理すると青ネギってどっか行っちゃう(溶けちゃう)んですけど、
それがまたいい味出してるんだなー。
 

さらに玉ねぎも三つほど。
 

適当なざく切りだっ!
 

圧力鍋にいれていきます。
どんどんどん。
 

玉ねぎもー。
ちょっとこのあたりで「蓋、閉まるかな?」と不安になって焦ってきました。
 

さらに包丁の背で潰した粒にんにく(5個くらい)、
薄切りにした生姜(5〜6枚)
もいれましょう。
ここでゆで卵をいれたい人は圧力鍋にいれてください。
今回私は野菜でモリモリになってしまったため、後入れすることにします。
 

ここに、
・醤油100mlくらい
・紹興酒100mlくらい
・砂糖大さじ5杯くらい
(黒砂糖もいい味でます!)
・五香粉大さじ半分〜
お好みで増減してください
・八角
を入れたあと、
・ジャスミンティー
を、ひたひた(もしくは少し少なめ)に入れましょう。
 

これも台湾にて買ってきた八角(スターアニス。スペイン語だと「Anís estrella」)。
これはこちらのスパイスショップにも売っています。
 


こちらの五香粉は台湾で買ってきたものです。
メキシコでは五香粉はメキシコシティ位でしか買えないので、ない場合は
手元にある八角、シナモン、クローブ、カルダモンなどを適当に配合したら出来ると思います。
(五香粉の中の五つのスパイスは必ずしも決まっているわけではないそうです。)
 
調味料系は入れすぎ注意、あとで調整できるので様子を見ながらいれましょう。
そして圧力鍋の蓋をして、シューという音がしてきたら中火にして30分、
圧をかけていきましょう。

 


圧が抜けたら…!開けて見ましょう!



さ、圧の抜けた圧力鍋の蓋を開けてみると…(湯気でカメラが曇る!)
ほわわわわ〜〜〜
八角のいい香りがキッチン中に広がります!
玉ねぎも、カブも、青ネギも、お肉もほろほろです。
かき混ぜると肉が壊れてしまうくらい!

 

圧力鍋だと卵が入らないので、別の鍋に移します。
ここで(私は)茹で卵投入。
ゆで卵に味が馴染むかなあと思い、更に弱火で1時間ほど煮込みました。

 


完成!いただきます!!



完成です!!みんなで頂きます!
 

お肉もカブもほろほろ!満足の出来です。
みんなで美味しく頂きました。
手作りラー油なんかも合わせるともうご飯がすすみますねー。

 


まとめ



最初に書きましたが、以前は
「ちょっと五香粉が香るだけの和風角煮になってしまってた」ものが、
劇的に「台湾風」!!になりました。
 
多分
・八角と五香粉の合わせ技
・余計な脂とアクを取り除く際にジャスミン茶を使う
・さらに調味料と合わせて圧をかける時もジャスミン茶を使う

これらを守ることで、台湾風にかなり近づけたと思います。
 
これで成功したので調子にのってすぐ二回目を作りました。笑
(まとめの写真は2回目のもの。いつもお世話になっているお友達にお裾分けしました。)
作って楽しい、待つのもワクワク、食べて美味しい豚の角煮!!!笑
みなさまも是非お試しを〜!

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