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日本人大学教授がコーヒー生産のノウハウを教えたカフェ”Mayavinic”


雨が降ったり降らなかったりのサンクリ。
そんな晴れの合間を狙ってカフェ“Mayavinic”でコーヒーを飲んできました。
(マヤビニック=マヤ語で「マヤの人」という意味だそう)
 
カフェ”Mayavinic”は何度か訪れたことはあるのですが、
以前ここを友達とここを訪れた時、
「ここのカフェ立ち上げには日本の大学の教授が携わっている」と言っていたのを
ずっと覚えていました。
今回改めて調べてみたら記事が出てきたので、まとめてみました。
 
(2018年10月現在情報メキシコ1ペソ=6円)
 

 


チアパス州にあるカフェの立ち上げに日本の大学の教授先生が関わっていた


 
調べたらこんな記事が出てきました。


ざっくりとまとめたらこんな内容でした。
 
《慶應義塾大学名誉教授の山本純一さんが
メキシコをフィールドとして研究を行っていた時、
マヤの原住民のコーヒー生産者から「日本でコーヒーを売れないか」と持ちかけられ、
学生にその話をしたところ「フェアトレード(公平な流通)がしたい」という話になり
コーヒーを商品としてしか見ていないコーヒー生産者にコーヒーの美味しさ、
カフェ経営のビジネスのノウハウ、さらにはコーヒー抽出技術や接客も教え………
そんな長い道のりがあって”Mayavinic”OPENにこぎつけた》

————-とのことです。
 
コーヒー農家さんの中には「コーヒー嫌い」な方もいたんだそうで。
あんな美味しいものを信じられないと思いますが、
コーヒーを広めたのが侵略者だとしたら…たしかに大好きにはなれないかも。
当時の彼らにとっては生活の糧でしかなかったかもしれません。
そんな考え方も文化も違うマヤ先住民族の農家さんたちにコーヒー作りのノウハウなどを
教えたというのは偉大なことです。
 
というか……まさかこんな近所に日本人の関わったカフェがあったとは!
なんとなく聞いていましたが、びっくり、感動しました。

 


Mayavinicに行こう


 
 
場所はサンクリストバルデラスカサスのソカロからすぐ近く、
アンダドール通り(ミゲルイダルゴ通り)にあります。
ここ好きなんですよね〜、
地元鎌倉で例えると賑やかすぎる「小町通り」より静かでローカルだけど
なにげにおしゃれなお店が多い「御成通り」みたいな。(わかりにくい例え)
 
 
ここです。向かいにはショコラテが飲めるチェーン店”CACAONATIVA”があります。
 
 
マヤの人がイラストに描かれています。
 
 
テキパキした店員さんが迎えてくれました。
 
 
広々とした店内にはお客さんいっぱい。
友達数人でおしゃべりする人、一人で作業する人、
学校帰りの子供のお迎えで一服する家族など。
 

メニューを拝見。
前は“Sifon japones”(日本人のサイフォン)(45ペソ)というメニューがあったのですが、
なくなってしまったようです。悲し。
なので普通のコーヒープレス(25ペソ)を頼むことに。
 

ちなみにこれは少し前のメニュー。画像だけ残ってたので載せておきます。
コーヒーの流通の過程がわかりやすくイラストで説明してありました。
 
 
オーダーしたら割とすぐ来ました。
 
 
いつもミルクをいれているのでつい追加でミルクを頼んでしまいましたが
頼んだあとにもう一口飲んだところ、あれ?ミルクなくても飲めるな、と思いました。
このコーヒー、色は薄いですがしっかりして飲みやすいコーヒーです。
佐藤はアメリカーノを頼んでいました。
私のプレスに比べるとすこーしだけ酸味がありました。でもやはり飲みやすい。
 
 
窓際の席に座っていると
 
 
窓から学校帰りの子供達がお父さんお母さん(時にはおじいちゃんおばあちゃんと)
連れ立って歩いているのが見えます。
ちなみに近くには眺め抜群のサンクリストバル教会があります。
 
 
ちなみにカフェではコーヒー豆も買えます。
豆の種類にもよりますが、250g55ペソほどでした。
あとケーキやサンドウィッチなどのメニューもあります。
 
ちなみに日本のこちらのカフェ“豆乃木”さんで”Mayavinic”のコーヒーが飲めるそうです!


実は身近なところに日本人が携わっていたカフェがあったんですね…………!!
感激しました。みなさんも是非行ってみてくださいね。私もまた行きます。笑

 


Mayavinic 場所


【サイト】
 
http://www.mayavinic.com
【場所】

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