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思わせぶりマンダレーヒル

ミャンマー

こんにちは~。さて無事マンダレーに着きました。その続き。

マンダレーに着いてから宿を探したのですが、行ったのが丁度ミャンマーのオンシーズンに当たる時期。
しかも今伸びているミャンマーだけに旅行のみならず仕事で来ている人達がどっと押し寄せているようで、
宿はどこもフルに近く完全に需要と供給のバランスが取れていない状態….。
でもまあなんとか宿を見つける事が出来たのですがこの宿では一悶着ありました。のちほど書きますが。

ここマンダレーではマンダレーヒルという山の上(ヒルだから丘か)に寺院がある場所を訪れました。
朝ご飯を食べたのち、宿からほぼ目の前のピックアップトラック停留所みたいな所でマンダレーヒル行きのトラックに乗車。
トラックのドライバーが気をきかせてくれたのか、助手席を勧めてくれ乗ったはいいものの降りる時にかなり高めの値段(と思われる額)を請求をされ、
それが正規の値段なのかツーリストプライスなのかわからないけど
なんだかちょっと萎えました。別に助手席でなんかなくたって良かったのに…。く。


さてここがマンダレーヒル。白い獅子がお出迎えしてくれるぜ!

丘のふもとで靴を預け、後は裸足で登って行きます。太陽は燦々と輝いてるけど日よけがあるので大丈夫。
だが敵は他にいた!それは足下を這うムカデだったり
(!これは本当に気をつけて下さい。靴履いて登る訳にはいかないから足下に注意してね)
可愛い犬猫だったり!(参照:動物大好きミャンマー編


訝しげな顔をする猫さすが仏教国、動物が人間に大事にされてて皆人なつっこい!
ここミャンマーでは仔猫や仔犬というラスボスが何の前触れもなく目の前に現れるからね!そしたらもうしばらく前に進めないよ!!
いや、冗談でなく動物が次々と目の前に現れるので私は頂上に登る時間は人の1.5倍はかかってると思います….アホなのか….

でもねー、マンダレーヒル自体も次から次へとここが頂上か?!
というような思わせぶりな態度や巧妙な仕掛け(いや大掛かりな仏像とか)を
けしかけてくるから油断は出来ません。

でももう私は前を見てひたすら無様にハアハアと肩で息をしながら
丘を登るしかないのです。という訳で(前置き長くなった)レッツゴー!マンダレーヒル!!

階段はこんなかんじ。


動物と人の仲が良い


色々あるのよ


(ここが頂上だと)思わせぶりな仏像様その一


犬が寝てます。


思わせぶりな仏像様その二


別に思わせぶりじゃないコミカルな張り子のふくろう(?)


じっと見る。


人がいない…..。

登ってる途中、ちょこっと一般道みたいなとこに出たのですが明らかに目がいってしまっているヨレヨレのおじいさんに絶対道間違ってるだろう
(裸足じゃ歩けないような道)という方向を教えられちょっと恐怖。
無視したのですが後ろからなんか叫んでるし、あーいうのは無視するに限りますね。怖い怖い。


思わせぶりな仏像様その三まだ頂上じゃないのか….!


この景色を見たとき「頂上着いたー!」と思って脱力しかけた私。
まだまだだったんだけど。(…..)


突然現れる仏教の教えを示した像。怖い。分かりやすくていいけど。


途中、どこの国の観光地に必ず現れる「ここでこれ買うか?」的なお土産屋さんもあり。洋服とか↑↑
幼少の頃、わくわくディズニーランドデビューした当日、お昼にLサイズのジュースを豪快にぶちまけた時が
「観光地で替えの洋服欲しい~!」って思ったピークだったわ…。
帰りはレインコート着て帰ったんだけど。空は晴天なのに。子供でよかった。


これも思わせぶりな仏像様その四


アウンサンスーチーさんだ。


思わせぶり….ですね。罪なお方。その五。


お花など


猫に覗き込まれながら


激写しながら。かわい~~。


うずらの像。めっちゃ可愛い。捕らえられたうずら、ではなく功績を称えての像らしい。
それにしても何故うずら….。うずらの卵美味しいよね。


愛しいうずらのバックサイド。


猫ちゃん親子。猫好き欧米人と視線があって「ねこ、可愛いよね…」って
無言のやりとりをしました。動物好きは言葉や国境越えるよね…。


猫の親子。途中ここで命を落とした日本人のお墓などもあります。
そこでは「日本人?」と聞かれ「そうだよ」と応えるとお線香のようなものをあげてくれるので、少し心付けを渡しました。


もう少しか、もう少しかと頂上に行くと「あっ、ここ頂上だ。」

登り始めて1時間30分~2時間。やっと辿り着きました、ここ頂上。ふー!


着いたー!


ド派手な鏡ばりの寺院。


頂上にはけっこう人がいました。


頂上にも猫がいるよ。


マイペースだねえ。タイルばりの床、涼しいしね。


奇麗。


ほんとによく作ったなあ、こんな場所に…!


思わせぶりな仏像様….ではなくほんとにここは頂上。ふー。


見渡す限りの田んぼ。

急成長のまっただ中にあるミャンマー。この風景が10年後、20年後どう変わっていくのでしょうか。楽しみでもあり怖くもあり…。


違う場所からも一枚。


二匹のヘビ。ちょっとリアルで気持ち悪いね。


帰りに見かけたにゃんこ。


後ろ姿も麗しい
帰りはなんだか早く感じました。

そして行きたかったお店「マン・ミョートー」(肉まん、点心の美味しい店)へ。


ここでは私は調子に乗り肉まんを3つ+小龍包4つ平らげ(ちょっと気持ち悪くなる程に)大満足。

このお店は古い地球の歩き方に載ってたのですが、写真に載ってた少年がまだ働いてました。
しかもちょっと大人になって。おお、なんか感動。


せわしなく働く少年達。ちなみにこのお店(というかミャンマーの茶屋)のシステムは出て来たものを食べた分だけ会計。
ここでの食べ残しは蒸し器の引き出しに仕舞われます。
こういうシステムは日本で流行らないかな?
滅菌だ除菌だにうるさい菌に神経質な日本では難しいか。

そのあとはマンダレーの鉄道駅でマンダレー~バガンへのスローボートのチケットを取りに行き、
(受付のお姉さんが峰不二子みたいにセクシーだった。あの人駅の人じゃないだろ。峰不二子だろ)

さらに夕方の街中散策に。
でも少々疲れもあり、宿に帰ってシャワー浴びてすぐ寝てしまったのですが
問題だったのは翌日。

一泊目の料金をすでに支払い済みだったのですが、翌日二泊目の料金を払おうとすると受付の男性に「二泊分払え」と言われ、困惑。
昨日早朝辿り着いた時、ついうっかり領収書を貰うのを忘れてしまったのは私のせいなのですが、
一泊目の料金を払った事を証明できるものを私は持っておらず、しばし「払った」「払ってない」の応酬。
誰に払った?と聞かれても着いたばかりでそんなん覚えてないし。

向こうも強引に「二泊分払え」と言って聞かない。
いや、無駄に一泊分(15ドル!)もう一度払うなんて大打撃だし….。
払ったのは確かだし。

極めつけは彼の放った「(金に汚い)お前はチャイニーズか?」という一言。「…は?」…….
「あなたは中国人に対してどう思ってるの?」
と聞くと、半笑いしながら急に
「ジャパニーズ、グッド」
と言うので、
「そーじゃないだろ!」
と私も怒り気味。
中国人旅行者も沢山ここには来るだろうし、なぜそこで半笑い?
「あなたどうせ中国人と日本人の区別なんて出来ないんでしょ」
と言うと
「顔が」
と答えるので
「そんなんで判断つかないでしょ!」
と言い返す私。
もうこの時点で「話しても無駄だから宿移ろう」と思い、外に飛び出す瞬間
「宿帳に書いてないの?(大抵旅行者がチェックインした際に記録を残す為)」
と聞くと
「わからない。今マネージャーに聞く」
とのこと。

外に出て別のホテルに部屋が空いてるかチェックし、チェックイン。
すぐ元の宿の部屋に戻り10分でパッキングを済ませ、チェックアウトの為下に行くと「待て!今マネージャーに電話するから」という声を尻目に
(心の中では「まだ聞いてなかったんかい!はよ聞けやーっ!」とキレつつ)「もし私が払ってなかったらロイヤル(宿)に居るから取りに来てよ」と言い残し
(ロイヤルは元の宿から2分の所にある)外へ。

薄々感じてたのですがヤンゴンではチャイニーズと言われることはほぼなかったのにマンダレーに来た途端、
町中で急にバカにしたニュアンスで「チーン、チーン」と呼ばれる事が多くなり、
なんでだろうと調べたところ、元々マンダレーは中国に近い位置にあることもあり、
マンダレーに移住し仕事をする中国人が大量に流れ込んできてマンダレー人の仕事の多くを中国人が奪ってしまったんだそうです。
だからここのミャンマー人は中国人の事をよく思ってないのだと。(どこにいても中国人自体の印象はとても悪いですけどね…)

はあ、そんな背景があったか、と理解はしたものの….。
いつだってナショナリティに関することについては譲れません。
ほこりっぽいしがちゃがちゃしてるし、早く出たくなったマンダレー。
でももうちょい観光せねば。引き続きマンダレー編。ちなみに宿代は取りに来ませんでした。だって払ってたし。;

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