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こんなに使える!メキシコのホーローブランド”CINSA”のすすめ

 
こんにちは〜。
気づけばメキシコのサンクリに住み始め約1年が経過しようとしています。
(サンクリ以外も周っていた期間を合わせるともっと長いですが)
宿を始めた当初、色々と準備しなければいけないものがありました。
大きい物小さい物、まあ挙げたらきりがないのですが、宿に必須なもの、それは食器!
 
昔から、定住したら暮らしの中で使いたい!宿に置きたい!と思っていた食器がありました。
それは、メキシコの食器ブランド“CINSA”のホーロー食器。
 
メキシコに来たときから、ずっと「メキシコのCINSAかわいい…」とヨダレを流さんばかりの
熱い視線を送っていたのですが、今回やっと願いが叶い現在CINSAに囲まれる日々。
メキシコの一家に一台ホーローと言われるくらい、
ローカルの人々の生活に根付いているホーロー。
 
今回使ってみて改めてわかった、CINSAホーローの良さを私なりに挙げていきたいと思います。
メキシコ旅に来る旅人のお土産にもオススメです。
買ってかわいい、帰国しても使える、あげても喜ばれる。お値段もステキ。
そんな大好きなCINSAホーローの良さをまとめてみました。
 
覚えている限り買ったものの値段を表記していますが、買った場所や時期もバラバラなので参考程度にとどめておいて頂けると嬉しいです。ちなみにトップにある画像の中のマグカップは、
深青カップ1個=27ペソ、水色カップ1個=26ペソでした。鍋は一つ50~100ペソ程。

(2018年10月現在情報メキシコ1ペソ=6円)
 

 


ホーローの特徴って?


 
“琺瑯は、鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にシリカを主成分とするガラス質の釉薬を
高温で焼き付けたもの。難解な漢字のため「ホーロー(琺瑯)」と表記されることが多い。”

….という定義のものをホーローと呼ぶそう。
 
よく瀬戸物に色がついてたり、模様がついてますよね。
その色部分を”釉薬”(ゆうやく)と呼ぶのですが、それがガラス質の釉薬なんだそうですね。
だから落としたりするとそこが欠けたりするんだそう。
 
ホーローの特徴としては、
・オーブンにも使える
・匂いや色が付きにくい、
・軽く、割れにくい(釉薬部分欠けることあるけど)、
・直火で調理可能
・冷却性・伝熱性に優れている……などが挙げられます。
 
あ、これは言っとかなきゃ。
・レンジでは使用できません!
・直火で使ったあと取手が熱くなること多々あり。
これ大事。
 
詳しいことはこちらのお借りした記事を読んでいただいた方が早そうです。 


あ、そういやホーローといえばルクルーゼですよね。
なんだかわからんけど昔、ルクルーゼのカリビアンブルーに物凄い憧れがありました。
そのせいか?今やカリビアンブルーが割と近くにある中南米に住んでおります。
って関係ないか。いつか欲しい一品。

 


メキシコホーロー”CINSA”って?


 
【CINSAのサイト】 


きっとメキシコを旅したことのある方なら一度は目にしたことのあるんではないか?と思われるCINSAホーロー。
なんと80年以上に渡りメキシコ人家庭のキッチンを彩ってきたそうな。
私の中でCINSAといえばホーロー製品が一番馴染みがあるのですが、いまやいろーんなグッズを展開しているようです。
見てると欲しくなってきますね…これはいかん。
 
企業理念としては
「常に消費者のニーズに応え、異なる材料・色・デザインの製品を生み出すことに
尽力しています。家で毎日手作りの食事を作る方が健康的かつ現実的と考え、
家事の中の大変な作業・アイロンがけや、時間短縮のための快適な調理器具(圧力鍋など)の
ラインを展開しています。それらを使うことにより、大幅な時間が節約でき、
家族の時間を増やすことが可能となります。」

使いやすい道具こそが家族との時間を多く過ごす鍵、ということでしょうか。
家族との時間をなにより大事にするメキシコ人ぽいですね。 

 


オーブンで使えるんです


 
 
これはオーブン皿で、ポテトグラタン。(オーブン皿=149ペソ)
作って、そのままオーブンにいれてそのまま食卓へ。
ホーローのはっとする色が、食卓に華を添えてくれます。
 
 
グラタンだけじゃなくクッキーも。
うちは天板がないのでよくホーロー皿を代わりに使います。
(くっつきやすいのでアルミひいてます。そろそろ天板ほしいのが本音。)

 


直火オッケー。


 
 
これはバーベキューの時。アヒージョをやる時に役立ちます。(小鍋=80ペソ)
オリーブオイルとニンニク、時々きのこなどをいれて網の上にぽん。
しばらく経つといい香り〜。そのまま食べたり、パンに塗ったりして頂きます。
 
 
和にも合います。これは鍋。口の広い、黄色い鍋使用。
(たしか150ペソ〜200ペソ位だったような)
 
 
ラーメンも直火でいけます。(ケトル=200ペソ)
 
 
そしてこのまま食卓へー!(パクチー大好き)
 

 


軽い、スタックできる。


 
 
軽くて重ねることができるので、バーベキュー時や鍋の時、具材を並べ終わった後
片付ける時も持ち運びが楽!キャンプの時に重宝しそうですね。
(青皿=45ペソ)

 
これは巻き寿司の時ですね。
 
 
餃子の時も大活躍。軽くて割れにくいので、安心して使えます。
焼く寸前までこのまま冷凍庫にいれたりもしています。

 


食事(主に洋食)の時大活躍!


 
 
色がね〜。いいですよね〜。
サラダや果物が映えます。(小ボウル=31ペソ)
 
 
緑黄色野菜との相性抜群。うちは割と朝の出番が多いです。
 
 
白もかわいいんだな〜。

 


洋食以外にも合う


 
 
これはうどんの日。サラダを入れるのによく使います。
 
 
これは中華の日。中華サラダにもマッチ。
 
 
あ、この日も中華系だ。台湾の五香粉を使った角煮の日。
 
 
なす炒め。
 
 
そらまめが入った器がホーローです。
 
 
正統派和食の朝ごはんにも自然に溶け込みます。

 


インテリアとしても


 
 
生活の中で実際使うホーローももちろんかわいいのですが、別の使い方をしてもかわいいです!
夫サトーが結婚記念日に花を活けてくれました。
 

 


サイズが豊富!


 
 
そのため、いろんな使い方ができます。(小さいマグカップ=40ペソ)
 

とあるカフェではよくこのサイズのマグカップがスプーン入れになってきたり、
あるときは伝票を入れてお会計、なんて粋なことしてくれます。
 
こちらのカフェのレポート。


 
サイズが違う二つのケトル。(大ケトル=200ペソ、小ケトル=172ペソ)
小さい方は二人分のお湯を沸かすのにちょうどいいです。

 


そこにあるだけでかわいい。様々なシーンで活躍。


 
 
ドーナツ乗せてもかわいらしいし
 
 
ケーキ乗せてもかわいいです。
もはや何を乗せてもいれても、どんな使い方でもオッケー。
 
 
ちょっと変わった色の鍋を見つけたので、これはパンダ(犬)用ごはん鍋。
(この鍋は…たしか50ペソ位だったような)
 

これは友達のメキシコ人女性がミチェラーダ
(メキシコのソース&スパイス&トウガラシ入りのビールカクテル)を作ってくれた時。

 


CINSAはどこで買える??


一概には言えないのですが、メキシコ各都市にCINSA製品を多めに置いてる店、
または専門店があるはずです。(大抵店の看板にCINSAのロゴを掲げています。)
 
メキシコシティで二番目に大きい市場、ラ・メルセー付近に専門店がいくつかあるのですが
私は以前その中でも高い店で買ってしまったことがありました!
なので、一番品揃えがあって安いと思われる店の大体の場所の地図を載せておきますね。

【店の名前】
Distribuidora Vencort S.A. de C.V.
【住所】
Juan Cuamatzin 61, Centro, Zona Centro, 15810 Ciudad de México, CDMX
【地図】
 
この店、業務用の製品も多く置いてるのでいつも大量買いの人々で賑わっています。
 
【買い方がちょっと特殊なので、ご説明】
店内でセニョーラに買いたいものを告げると、機械に打ち込んでくれたのち、
レシートを二枚くれるのでそれを持ってお会計窓口へ。
支払いが済んだら表に出て、レシートのうち一枚を店員のセニョールに渡す。
順番があるのでしばらく待っていると、名前を呼ばれる。
自分のオーダーしたものを梱包してくれるのでその前にヒビ・割れ・剥げがないか、
数が合っているかなどを入念にチェック。
(あとから交換などはとても面倒なことになりそうなため。交換希望は遠慮なく伝える。)
全てオッケーなら梱包してもらい、受け取り。終了。
 
この店のある”フアン・クアマツィン”通りにはCINSAマークを掲げた店が多いので、
覗いてみてください。置いてある種類も様々、お値段も様々です。
この通りにある”Promociones Danny”という店もずらりとCINSAを置いています。
 
ちなみにこの通りにあるバス停からアミーゴまで一本で帰れる赤いバスが出ています。 

 


“BISA”というブランドもあります


 
ちなみにメキシコには“BISA”というホーローブランドも存在します。
が、詳細がよくわからず…探してもこのサイトしか見つかりませんでした。
(”BISA”というブランドではなく、この会社のホーローのラインが”BISA”というのかな?)
 
【BARO INDUSTRIALのサイト】


CINSAより知名度はありませんが、おしゃれでCINSAよりちょっとだけシック。
色が鮮やかでアメリカ雑貨のような雰囲気もありますね。
双方デザインやお値段、似てはいますがマグカップ(鍋も?)においては
持ち手が少し丸みを帯びているのが特徴的。
CINSAほど出会える機会がないので
(専門店は見たことはないです、時々CINSA製品と並んで売っているくらいかな)
欲しいBISA製品を見つけたら購入するのが吉です。

 


生活に溶けこむメキシコホーローいかがですか


 

↑ちなみにこれはオーストラリアのフリーマントルで買ったホーローマグ。
(高かった…ですがその分ずっしりしてて、かっこいい)
 
これだけ書いておいてなんですが、以前の私は
「ホーローって中国でよく使われてるちょっと安っぽい食器でしょ?」
くらいの認識でした。(当時ルミネとかに入ってた中国雑貨屋の影響もありました)
ですがメキシコに来てみてこんなかわいいホーローがあったのか!とショックを受けると同時に
あっという間に虜になっている自分が居ました。
誰もかわいい物の前には抗えないということですね。笑
 
和食にも合うし、もちろん洋食にも、キャンプにも使えるし
丈夫で割れにくいから旅にも向いています。
電気コイルも使えますし。(写真にもある、コンセントに挿すとお湯が沸くあれです。)
旅でバックパックの横にホーローカップがぶら下がってるの、
想像するだけで可愛くないですかっ!(落ち着いて)
 
旅と暮らしに彩りを加えてくれるメキシコホーロー、是非ひとつお土産にいかがですか笑
以上、おすすめでした。
 

宿オープン準備中。メキシコシティにて食器の買い出し。
CINSA製品を前にして「宝の山じゃ〜」。

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