ミャンマー人は高い所がお好き
さて引き続きミャンマー編。
リアルではインドのハンピに居ます。
ここハンピは遺跡に囲まれたのどか~な街。
私はというとプリーで水泳したのが原因?で水(にいる菌類)からの感染で
身体に発疹が出てホスペット(ハンピからほど近い割と都会な街)に通院…とほー。
たしかに発熱明けの抵抗力も落ちてる時にものすごいはしゃいで泳いだ覚えはありますが….
あ、あとベッドに潜む虫ね。これもやられましたねー。
恐るべし南インド。
さて今日もマンダレー観光。向かう場所は「ザガインヒル」。
う、うわあ…すごいドラクエに出て来そうな名前。
あともういっこ見たいとこあるけどひとまずメインはザガイン。調べたところ、ザガインは1315年にシャン族が王朝を築いた場所だそうです。
そしてザガインヒルは丘全体にパゴダが建てられ、ザガインの街が一望出来るのだとか。
その前に徒歩で駅に寄り、昨日予約したマンダレーからバガンへのスローボートのチケットの届け先変更をしなければなりません。
(「じゃ、明日ホテルにチケット届けますんでね」と言われてた)
今朝キレて宿を変わってしまった為、チケットがそのまま前の宿に届けられたら宿のスタッフと話しなきゃいけないので、こちらも必死です。
なんとか無事に宿を変更したことを伝え、いざザガインへ。
ピックアップトラックが出ている所まで汗を流しながら歩きます。
途中、箸が転がっても面白いお年頃のミャンマーガール(私を見てギャッハギャハ笑ってた)と話をしながら、空腹を満たすためパン屋に寄りながら
(昨今のミャンマー、旅行者が増えたといえすごい丁重な扱いを受ける私….
パンを取るお盆とトング持った女性が後ろを付いてきてくれてありがたいやらむずがゆいやら。)
なんとかピックアップトラック発見。
完全なるローカルの方々に混ざりつつ、一時間程かけてザガインヒルへ。
鉄橋を越えて。
ここでトラックから降りたらバイク乗りの客引きのお兄さんと交渉し、
まずはカウンムードーパヤーへ。
ノーヘルで風に髪の毛を遊ばせつつ15分程かけて到着。
門のあたりから…..
うおっ、なんか見えてきた!
なっ………….
どおおおおおおおおおおん
でかあああああああああい
あれっ、てかあの、2011年のガイドブックで見たら、色が「白」だったんですけど…!!
「金」になってるううううう
割と最近塗り替えられたんだろうか….なんてこったい。
誰が塗った?あんな大きい物を…!!!大変だっただろうに…!
てか皆様知ってました?カウンムードーパヤーは日本人から「オッパイパゴダ」と呼ばれており当時のインワ王は王妃の胸をモデルに作ったとか….!!
王妃、いい胸してますね。(そこか)黄金に輝く胸、か……。
(以下胸についての独り言)でもやっぱり胸って誰もが惹かれるものだし、胸は母なるもの(=地球)の象徴というかもはや宇宙?
女性でも奇麗なおっぱいの人いると見ちゃうし憧れるよな….!
奇麗な胸は誰でも憧れるし、私も旅してても胸は奇麗に保ちたいよ!
「ボロは着ててもブラはワコール」….みたいなさ….(私ワコールじゃないけど)そこはちゃんとしようね旅女子。
てか努力しますわ自分。おっと話が逸れた。
さて中から拝見。
奇麗。
色あいが美しいなあ。
パゴダを取り囲むようにして仏像とこのような部屋がいくつもしつらえてあります。(四つくらい)お参りしてる方もいます。
ブッダだ!説教をされている….。
金に塗り直されたおっぱいの周りをペタペタと裸足で歩く私。
大きくてなにがなんだか。
色んな角度から。犬が昼寝してたりします。
オッパイと逆光。
20分程中を拝見して、オッパイの見事さを十分堪能した私は外で休憩。というのも、バイクのお兄ちゃんがいない….
隙を見て休みます。(この粉コーヒーがこっちの珈琲。えらいお湯少ない。)
なんとかお兄ちゃんを見つけ、またピックアップポイントに戻って貰います。途中、小さい市場を発見したのでそこで降ろして貰う事に。
すると客引きのおじさんやらお兄さんに囲まれ、
「ザガインヒルはもう行ったのか?」
「いや、まだだよ。いくら?」という話からサイカー(こっちの人力車。)のおじさんと交渉し、乗車。
このサイカーのドライバー・ジョーナンが面白くていい人でしたね!
多分40台前半(とかいいつつもっと若い可能性ある…)位の笑顔の
ほんわかしたおじさん。
憎めない中年・ジョーナン氏。
平坦な道をぜえぜえ言いながら走っていたので途中私も漕ぎたくなり、
「I want try トライショー!」(マレーシアでは人力車のことをトライショーというのだが、何故かその時言い間違えてた。ほんとは「サイカー」)と言うと
「???」
と不思議そうなジョーナン氏。当たり前だが通じないので
「change!change!」
(ジョーナン氏は「え?ほんとに?」って顔していた)
といって漕がせてもらったのですが、これ難っ!!
まずサドルが高くて、乗り越える時に股関節の固さに定評のある私は「コッ」とおかしくなってしまいそう。
木で出来た年季の入ったペダルを漕いでも漕いでも
タイヤに空気入ってるのか?中は砂じゃないのか?って位前に進まないし、
方向は定まらないし、ふらふらふら~~~~と危ない運転を
通りがかったミャンマー人に笑われる私。
(車道に飛び出しそうになる度にサイカーのハンドルをぐいっと
正しい方向に直すジョーナン氏)
ジョーナンのドライビングテクニック、ハンパないな。さすがだな(もうええわ)と
思った所で交代。(早い)
いや、これを炎天下の下漕ぎ続けるジョーナン氏はすごいよ。本当に。
途中坂道にさしかかるとジョーナン氏はニコニコ顔を崩さず「はい、降りて」と
言い一緒に坂道を駆け上ります。
私も降りて坂を駆け上がります。もうサイカーを運転する大変さを理解した私、文句なんて言わないよ。
もはや「耳をすませば」ばりにジョーナンのサイカーも押しちゃうよ。
(青春か?)
しばらく走ると見えて来ました、ザガインヒル。
おっきいアニマルの像がお出迎え。
これを見て「あ、あれ?マンダレーヒル…?じゃないよね」と
錯覚起こしかけましたが気合入れて登る!
(ジョーナンは交渉時「一緒に登るよう」と言っていたがさすがに疲れたらしい・笑)
基本ミャンマーのお寺は裸足なのでペタペタと階段を登ります。
やはりちょっと途中思わせぶりなところもありつつ。
昨日のマンダレーヒルよりは短くて登り易かったかな。
20分位で行けました。
途中の壁に残されていたシュールな僧侶の落書き。
あの鉄橋はさっき渡って来たものかしらん。うーん、ミャンマーの人はよくもまあこんな高い所に寺院を作ったものだ。
白いパゴダ。
金。
ここでもアニマル達がお出迎え。癒される~(触らせてくれないけど)
そしていつでも中はド派手。
広いね~。広いとこ来ると側転したくなるよ(やめとけ)
見事な眺め。
そして下界へ。降りるのはいつでも早く感じる不思議。
帰りは下り坂なのでジョーナン氏もらくらく~。
お金を支払う時、面白かった料として少し多めにお金を渡しました。
ジョーナンさんありがと~~。
マンダレー行きのピックアップトラックも難なく見つかり(出発はやたら遅れたけどな!意味もわからずな!)
帰りも地元民の方に囲まれマンダレーへ。
トラックの中でおばさんに(勿論ミャンマー語で)ひたすら話しかけられ理解できないなりに相づちを打つこと数分間。
でもなんだか言葉に出来ない心地の良さを感じる私…..。なんでしょねこれ。
途中で乗車してきたあるおじいさんはこれからメディテーションに行くそうで。
私も後ほど参加しようとしていたヴィパッサナー(10日間の瞑想プログラム)のことも知ってました。
やっぱり仏教と瞑想は切り離せない関係なのかしらん。
お客さんは幾度となく入れ替わり、牛の糞を袋にいれて頭の高さまで持っていたおばちゃんがウトウトとしていて無駄に私がハラハラしたりしながらマンダレー着。
そして夕方、市場や油ギトギトのカレーを食したりしつつマンダレーの夜は更けて行く….
宿に帰り、宿のスタッフさんに「スローボートのチケット来てる?」
と聞いたらきょとんとした顔で
「そんなものは来てないよ?」
と言った後、レセプションの引き出しの中をごちゃごちゃ!ガタガタ!
と数分やったら出て来ました….(ヒー)
なんだよ…届いてるじゃないか….ドキドキしちゃったよ。
無事チケットも手に入れたので明日はスローボートに乗りバガンに移動です!
出発は早朝….お、起きられるかしらん….