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雨ばっかり!水に愛されたへんてこな街・オリサバ

2017年4月19日〜
私たちは宿を始めるにあたり、メキシコのどこがいいか?を見定める為
メキシコ主要都市を数日ずつ旅することにしました。
(といっても行けていない場所の方が多いです。)
 
回った場所は
プエブラ→→オリサバ→→オアハカ→→ベラクルス→→コルドバ→→メキシコシティ
さらに数日アミーゴに滞在したあと次は<北編>へ出発。
グアナファト→→サンミゲルデアジェンデ→→ドローレスイダルゴ→→サンルイスポトシ→→
→サカテカス→→グアダラハラ/トナラ・トラケパケなどを巡り、再びメキシコシティへ。
 
今回の旅の最初はメキシコシティから2時間で行ける観光地プエブラへ。
でも夫のサトーがいきなり体調を崩し、発熱!なんで?!
なのでほとんど観光してないのにオリサバに移動してしまいました。
必ずリベンジするぞ、プエブラ〜
 
今回はあまり観光客の訪れない街オリサバについて書こうと思います。
(2017年4月メキシコ1ペソ=6円)
 

 


オリサバって知ってますか?


 
 
私たちもオリサバを知ったのは大好きな小冊子“たび東洋”の特集からでした。
初めて聞く街、オリサバ。名前も気になる。
しかもメキシコシティから近い。こりゃ行くしかない。
 
ちなみにメキシコシティからプエブラは2時間、プエブラからオリサバは約2時間半でした。
オリサバ、とネット検索すると「オリサバ山でミイラ発見」くらいしか出てきません。笑
 


うううめちゃくちゃ興味ある〜〜〜(←即身仏やミイラ大好き。)
 
しかもオリサバ山、5699mもあるらしい。
メキシコには5000m越えの山が三つあるそうなのですが、
オリサバ山はその最高峰なんだそうです。へーー。
 
前置きはいいとして、オリサバに着いた瞬間からなんだかしっとりした、
湿り気を帯びた空気を肌に感じました。
というのもオリサバ、異常に降水率が高く一年の半分は雨が降っているんだそう。
(実際私たちが三日間滞在していた時も最終日、やっと晴れました。毎日、雨…。)
一日目に泊まった宿も部屋の中で洗濯物が乾かなくて宿変えましたもんね。
乾燥した大地メキシコなのに珍しい! 

 


オリサバのシンボルはアールヌーヴォーの傑作建築


 
オリサバの湿り気たっぷりの宿にチェックインしたあと、街歩きをすることにしました。
 

すみません、借りてきた画像です。

 
オリサバの街の中心地に「palacio de hierro鉄の宮殿」と呼ばれる建物があります。
これが見たかった〜んですが、思ってたより小さめでしたね。
でもこの建物、メキシコ国内においてのアールヌーヴォー建築の傑作なのだそう。
たしかに綺麗!
ここは今カフェになっていてお茶が飲めます。
(コーヒー2杯+ケーキで100ペソほどでした)
 
鉄の宮殿内部。

 
 
夕方はこんな感じ。いつでも雨が降ってきそうな空模様です。
というか、降ってきました笑
 
このカフェ、調子に乗って二日連続で行ったのですが初日に対応してくれた
ウェイターさんが仏頂面かつ無愛想でちょっと「こえ〜」位に思っていたのですが、
二日目行ったら話しかけてきてくれて、(単にアジア人を珍しがってただけみたい?)
オリサバという街はどんなものか色々話してくれました。
彼はシティの人(奥さんがオリサバ出身)だそうなのですが、
シティより静かで治安もいいし安心だよ〜と言っていました。
シティは排気ガスがすごいけれど、ここは雨が流してくれるから良いとのことです。
なるほど。そういう考え方もあるなあ。あとオリサバは家賃が安いとのこと。
安そう….
でもここで宿やったら人くるかな?笑 それが問題だ。
 
そういえばオリサバ初日、街を歩いていると歩行者が興味を持って話しかけてくれたり、
観光地ズレしていなくていい街だな〜と感じました。 

 


河を囲むアート作品。あとロープウェイがあるぞ。


 
オリサバ二日目。あまりにじめじめしていたので宿を一泊で移動。
(移動した先が大当たり!一番下にまとめておきますねー!)
 
この日はオリサバ観光。オリサバには河と、さらに河沿いにアート作品がたくさん!
しかもロープウェイがあります!
(=スペイン語でテレフェリコ。←語感がかわいい)
 

ロープウェイ乗り場周辺

 
なんか、昔の保養地みたい

 
ワニもいる!猿もいました。

 
吊り橋もありました。そりゃ渡るよね。

 
あえて河も渡る。直立不動。
 
雨も多いのに水も豊富。なんて街だオリサバ。
 

河沿いが観光ルートのようで、みんな歩いています。
 

あっでも好きかもこの感じ。
 

さらに奥まで歩を進めます。
 

なんだか、RPGの世界に迷いこんでしまったような感覚に陥りました。
このどんよりした空模様と、少し錆を含んだ古めかしい建物の感じが….
 

どこを切り取っても良い味出てます。
 

 

さらに行くと民家?人が住んでいるような建物が見えてきました。
 

ここで犬と戯れました
 

 

 

さらにいくとトリックアートのようなものも。
 

 

 

漫画みたいな街だなー。
さっき見かけた建物はアーティスト達のアトリエかな?と想像しちゃうくらい、
アート作品が溢れる街でした!
 
 
忘れちゃいけないロープウェイ。お値段は一人往復50ペソ。
すごい混雑で、整理券みたいなチケットみたいなものを発行してもらいました。
 
指定された時間に戻ることでスムーズに乗れるか….
と思いきや、多少待つよね。メヒコだからね。
 
ここのチケット売り場でオリサバオリジナルイメージビデオとか流れてました。
観光客誘致に余念がないですね。
 

やっと乗れましたー!
メキシコ人ファミリーとともに頂上へ。
 
 
街中も見えます。素朴な街だなあ。
グアナファトは綺麗目なディズニーランドのような街だけど、
オリサバは作られた感じのしないさびれた映画セットのような街、という印象です。
 
頂上は謎の公園….皆で使えるジム遊具みたいのもありました。
 
 
電波塔みたいのに登ったら怖くて足元が震えました。高すぎましたね。
 
1時間もしたら早めに降りたくなってしまい(だってまたロープウェイが長蛇の列!)
早くも地上へ〜〜〜
 
 
ロープウェイのスタッフさんが爽やかで親切でしたね〜。
降りたあとアンケートに答えてメモ帳もらいました。
 
オリサバ、いいところ。 
ですが次の日には移動してオアハカです!オリサバいいところだったな〜
見所ももっとあるようだし、今後観光にも力を入れていくような感じでした。
もっとローカルの人と話したかったな〜
 

 


オリサバのおすすめ宿”Hotel mirador”まとめ


 
ここは本当におすすめの宿です!
(先述の湿り気たっぷり宿ではありません。一泊で移動したので)
 
たまたま見つけた宿で、スタッフさんが館内を案内してくださったのですが
なんかもう1分でこの宿が好きになりました….
だって清潔で、値段も控えめで、部屋(建物)もなんだかすごくいい感じなんですもの…!
スタッフさんももちろん親切。
 
 
ホテルミラドールからの景色。
 
 
最終日、晴れました。この景色がみたかった笑
 
 
ホテル外観。
 
宿のオーナーさん(可愛いおじいちゃん)とお話しする機会があったのですが、
宿を経営するにあたり「スキャンダル(問題)なし、安全、掃除」がとくに重要だと。
今まで数十年なんの問題も起きてないそうです。
色々とアドバイスを頂き、ここに住んでいた日系人の話も伺うことができました。
なんだかここ、いまだに時々思い出します。
それくらいいい宿でした。また行きたいな〜。
 

【宿泊した日】 2017年4月23日〜4月24日
【宿泊費】 2人で180ペソ。個室でトイレシャワー付
【サービス】 ホットシャワー/トイレ/タオル・石鹸付/WiFi(速め)/洗濯干しスペースはないみたいなのですが聞いたら教えてくれます(多分)
【その他】 清潔、スタッフさんが親切。近くにADOバスターミナル(宿から700m!)とスーパー有り。”Hotel mirador(展望台、見晴らし台)”というだけあって眺めがいいです。

 【立地】

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