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アニマルに囲まれる街~海辺の街・アリカ~

チリ

こんにちは~。

リアルではメキシコシティ。

昨日はメキシコの国民的格闘技(?)、「ルチャ・リブレ(自由の闘い)」見に行きました。

ルチャ・リブレ?それはなんぞや?と思われるでしょうが、プロレスです。

ボリビアのラパスで見たおばプロ(おばさんプロレス)に近い茶番劇(おい!)

なのかなーと思いきや、レスラーの繰り出す技はかなり本格的だし、

ラウンドガールのプリプリのケツは女子の私らですら釘付けになるほどで(笑)

しかも最初「日本人レスラーもたまに出るらしいよ」と言ってたら本当に途中から

日本人レスラーのOKUMURAさんも出て来て私を含む日本人旅行者4人大興奮でした。

こんな遠く離れたメキシコで頑張る日本人、応援したくなるわあ~~~。

さて続き。

チリのアタカマ滞在を経て、カラマという場所を経由し、

ペルーの国境に近い街・アリカに向かいます。

私だけ宿でルートに悩んでいたら違うチケットになってしまったので

一人違うバスでカラマ~アリカへ。

アタカマを出るのは夜なのでそれまで宿でねこちゃんにシーチキン買って来てあげたり、

大盤振る舞いです(無駄遣い!)

アタカマ発のバスはやはりちょこちょこ遅れ、

19:40~アタカマ出発。

21:30~カラマ到着。

さらにバスを乗り換えて22:00頃アリカ行きのバスに乗車。

道中は、チリ人バックパッカー女子二人が親切にバスを教えてくれたり、

バスの中では隣に座ったペルー人青年アバックくんがスマフォの翻訳機を使って

スペイン語から日本語に言いたい事を訳してくれたのですが

それがまたトンチンカンチンな訳で、面白いやらありがたいやら。

今まで翻訳機使って会話してくれた人いないわ~、新しいわ~と思ってたら

彼は大学でメカの勉強をしているそうで。

なんだか妙に納得….

いちいち何かあるごとに「昔に比べてホント便利な時代になったなー」と

思ってしまいます。

昔、って対してそんな昔でもないんですが、今の状況は私が旅を始めた時より

格段に便利になってますからね。

時代の流れの速さ、現代人の便利に対するどん欲さには舌を巻きます。

そのかわり深夜特急で描かれてるような時代に対する憧れもなきにしもあらずなんですが….

う~ん、わがままだ、わがまま。

話が逸れましたが、朝6:00、海辺の街アリカに到着しました。

皆がまだ到着しないのでバスターミナルでしばし睡眠。

結局8:40まで眠りこけ、皆来ないなーそろそろ移動するかと思ったところで

皆のバスが到着。

聞くと、待てども待てどもバスがこなくて、乗客とバススタッフの間で揉め、

すごい大変だったようです….。でも無事到着出来てよかった!

ひとまず夜のペルー・プーノ行きのチケットをカウンターで取り、市内観光に行く事に。

実は私、数日前からじわじわ悩んでいました。

今後のルートをどう進むかと言う事に加え、

更に皆とどこまで旅出来るか・しようか、と言う事も。

こうして皆と旅出来る事は(一人でいるよりは)安心・安全が

保証されてる上孤独を感じることもなく、何が問題なんだと言われそうなんですが、

こうして皆といることはなんか違うな、という感じがしていました。

元々一人旅だったし、一人旅の何がいいって「全て自分の思い通りに進められる」

ということです。

そして私が欲しかったのはスペイン語や英語が言葉が完璧に出来なくても、

自分自身でチケットを取って移動したり、自分の力で解決策を考えて行動し、

そしてそれが解決した時に得られる達成感だったり満足感だったり、

そんなものだったはずです。

(別に孤独が好きな訳ではなく、自分自身で考えて行動する行為が大切だと考えてます)

でも今の自分はそれが出来てない。…..

周りの皆に頼り切って、自分では何もしないで、やってくれる人に任せてしまっている。

ということも薄々自覚しており、さらに自分のルートがいまいち決まりきらないせいで

流れるままになっていることにも危機感を覚えていました。

(ちなみに全部自分の意思の弱さが原因です)

「これは自分の旅じゃないなあ。旅してる意味あるのかな。」

皆といて楽しいし、好きだし、会えて嬉しかったし、きっとこれも旅なんだろうけど

私自身はやはり、一人旅がしたい。(今の時点では)

そろそろ一人に戻る時だな、と感じてました。

モヤモヤと頭に抱えたままアリカの市内観光へ。

タクシーで漁港へ。

セビッチェ(魚の切り身に玉ねぎや香草を加え、ライムやお酢で味付けをしたもの)を

売るお店。一つ1000チリペソ(約200円弱位?)。

新鮮お魚ー!

虎視眈々と狙うねこちゃんたち。かわええなおい

海側へ出てみると、ゆりねえ!屋根の上になんかいますよ!

ぎゃーーーーー!!屋根の上にいるのは多数のペリカンーーー!!!!

海を見ると、うじゃらうじゃらとアシカ?たちが。

なんでかっというと漁師が捨てた魚の骨とか臓物を狙ってるようなのです。

どうしてこんな動物園みたいな……

人間と動物の支え合い。

漁港には沢山の船が。

ペリカンやアシカに加え、ねこちゃんも大集合。皆よっといでー!!

朝ご飯を食べてなかったので、魚メインのワンプレートに舌づつみ。

このテーブルの下にも可愛いねこちゃんがうじゃらうじゃらといて、

食事どころじゃありません。(行儀悪い!)

食事の後は遊覧船の勧誘を受け乗る事に。40分で2000ペソ。(380円位かな)

目印の浮き?に乗っかるアシカさんたち。

ひょいっと浮きに乗る瞬間。

奴らは濡れると黒、乾くと茶色になります。(なんの情報?)

遊覧船に乗ってる時ゆらゆら、ゆらゆらと気持ち良くて少しうたたね。

そのあとは市内をぶらつき、カテドラルまで。

アリカのカテドラル。可愛い。

そして私だけアリカ要塞に登ってみたかったので自由行動。

(皆その後マックへ行ったらしい)

アリカ要塞は下から見るとこんなんです。

さて登りますよ~。

おっと、キリスト教の祭壇(?)

爽やかな海風が向かい風となって前に進むのを邪魔しますが、

ゼーゼー息を切らしながら頂上を目指します。

途中すれ違う人達と挨拶を交わしながら、でも15分ほどで登れました。

あれ、もっとかかると思った。

上にはけっこう人がいて、アリカの街が見渡せるこの場所で憩っておりました。

上はこんなんなってます。

カメラを更に右へ

さらに右へ。アリカの街が見渡せます~。

さらに移動してパシャリ。

海っていいね~。地元が海に面した街のせいか、妙に落ち着きます。

上まで行くと、ブラジルのコルコバードの丘みたいな像がありました。

ここの頂上にはなんかの記念館というか資料館みたいのがあるようでしたが、

ベンチでうたたねして下へ戻りました。

は~、きもちいー。

そしてまた漁港に戻り、セビッチェ食べて

(本日二つ目!今まで標高の高いところにいた反動?)皆と合流し、バスでペルーへ!!

バスターミナルからチリ側イミグレへ向かいます。

何故かまだ時間あるのにドライバーさんにすごい急かされ、

慌てながらチリペソを使い切るはめに…..

バスターミナル~ペルー側のイミグレまで約30分程。ここでパスポートチェック。

チリを出国したのち、また車で移動。今度はペルー側イミグレへ。

ペルーに何日滞在するかなどの質問を受け、

荷物チェックを受けてまた車で移動(40分ほど)

(ここで時計を17:0015:00へ戻します。ややこしや!)

無事ペルー入国!!

道路を走っていると可愛い「Peru」の赤いロゴが目に飛び込んでくるので、

ここはペルーなんだ、と少しずつ実感が湧いて来ます。

そしてタクナのバスターミナル付近に下ろして貰い、

ペルーのプーノに向かう為のバス待ち。

ペルーに向かうにあたり、ペルーソルを手に入れようとターミナル付近を

ウロウロしていたのですが埒があかないので通行人の女の子に聞くと

親切に案内してくれた上

「お金下ろすところをスリが見てることがあるから十分に気をつけて!」

「ムーチョムーチョ(すごいすごい)」を連呼していたのでよほど危ないのでしょう…..

結局お金は下ろせず、ドルを両替しました。

でもバスターミナルでよーこと二人でいると(他の三人は食事に行っていたタイミング)

一人の男がふらりと近づいて来て最初スペイン語で話しかけてきて、

「わからない」というと急に英語でしゃべり出し

「僕はアルゼンチン人なんだが、旅先で所持金を全て盗られてしまって…..

いくらでもいいのでお金を貸してくれないか」

とのこと。

よーこと「なにその何の工夫もない騙し行為はっ?!誰も騙されねー!」

と目を合わせます。

「いやちょっと無理….警察行きなよ」

というと自称アルゼンチン人の彼は少し渋りましたが、

これ以上は無駄だと思ったのか結局またどこかへ行ってしまいました。

いや、ほんとに無くしたんなら警察行こうよ。

てかほんとに無くしたorこれが嘘でも、もっと頭ひねろうよ。

これから入国するペルーの治安を少し不安に感じたタクナでした…..

ペルー・プーノに向かうバスは20:30頃到着。

そして翌日5:00頃無事プーノに到着~。

次からペルー編です!!

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