チリ・アタカマ砂漠抜けツアー(三日目)
こんにちは~。
リアルではメキシコシティ。有名な日本人宿ペンションアミーゴに居ます。
コンロが5つもある台所を見て自炊熱が燃え上がり、
今までの料理が出来なかった鬱憤を晴らすがごとく毎日なにかしら作ってます。
最近シェア飯が行われてなかったようなので丁度いいとばかりに
周りを巻き込んで夜は旅行者で食卓を囲む日々。
でもやっぱり皆と食べると美味しいね~。
さっきは日本食材を扱う会社に勤めているアミーゴ住人に
醤油1リットルをオーダーしてしまった….でも多分使うだろう。多分。
さてチリ・アタカマ砂漠抜けツアーの続き。最終日(三日目)です。
この日は朝5時からエドウィンくん(ガイド)のドアを叩く音で目覚めました。
でも昨日の夜の電球トラブルで電気が点かないので真っ暗な中、出発の準備。
(忘れ物しないように細心の注意を払いつつ!)
食卓に用意されたホットケーキにバターを塗りたくり、口に放り込み5:20には出発!
外に出て空を見上げると迫り来るような無数の星!!
いつも南米の空には驚かされます。
暗い道路を若者らしい無鉄砲さでエンジンふかしまくるエドウィンくん。
ほんとにやめてくれ。
そしてまずは間欠泉へ。
幻想的。
辺り一面イオウの匂い。箱根だね~。
ちなみに私は小学校の頃覚えた「箱根八里」一番をよどみなく歌えます。(どうでもいい)
煙にまみれるしぎさん。
穴がぼこぼこ空いてて、その中には熱湯が流れてます。火傷するな、確実に。
だんだん明るくなって来ました。
間欠泉の次は、近くの温泉へ!
ちなみにここ、着替え小屋を使用すると2ボリ取られるようです。(浸かるだけなら無料)
私たちは足だけ浸かることに。
きっ……..気持ちええぇ~~~~~~~~~
身体から力が抜けてくようです。
無理矢理ジーパンたくしあげてます。
他はコリアンの旅行者が沢山温泉に入ってました。(しかも入り方雑。静かに入れ~)
ヨーロピアンはお湯に浸かる文化がないせいか、いちいち「キャー」とか「わー」
とか騒いでて見ていて面白かったです。
あ~日本人で良かったな。お風呂(温泉)文化ってなんていいんでしょう。
ちなみに出るとめっちゃ寒いのでちゃんと身体拭かないと風邪ひきまっせ。
そして更に車で進むと
荒涼とした大地。どこまで続くの?これは。
もうボリビア出国のボーダーまであと少し。ここで皆で記念撮影。
あっ、最後のラグーン。
ちょっとお疲れのヨンヨン。
ぽつりと一言「…….全部同じに見える……..」
禁句だろ、それは。ヨンヨン。
あ、これナショナルパークの事務所です(たしか)
絵が可愛いと思って撮ったんだった。
9:00頃~
そしてボリビア側のイミグレに到着。
ここでボリビアを出国し、チリに入国します。
しばしの別れ。さよならボリビア~。
(何故かパスポートチェックの時に15ボリ取られたが…..
前にいたよーこは取られてなかった…..賄賂?審査官の気まぐれ?)
ここでガイドのエドウィンくんともお別れ。(最後のチップを渡しました)
出国の手続きを終え、チリ側ボーダーに行く為の白バンを待ちます。
乗り込むと、入国の紙を渡されて、
「ここから時差が一時間あるから時計を一時間進めてね~」などの注意を受けます。
一時間かけてチリのイミグレへ。
途中道路脇にドンキー(ロバ)みたいのが寝てました…..。初めて見た。
そしてチリの入国審査を経てチリ入国~~~~!
先ほどのバンに乗り、アタカマの街中まで。
チリ側イミグレ~町中まで数十分なのがびっくりでした。
と、都会!!
びびったまま手分けして安宿を探します。
でも全然見つからない!
そりゃそうだ、ツアーの客が皆この街に流れてこんでるんだから。
でもじりじり汗をかきながらなんとか少し街外れの宿を見つけました。
ふう~~。
ヨーロピアン受けするおしゃれなお店が多いというか、
ボリビアと全然雰囲気が違います~。
なによりあったかいのが、良い!!!
国境隔てるとこんなに違うもの!?
(まあボリビアは特に標高が高いから寒くなりがちですね….)
目を惹くお土産屋等もいくつか。
ひとまずツアーを終えて一安心の一行。
凝った内装のブティック。
宿のねこちゃん。そして対峙する小鳥。後ろ姿可愛い。
もいっちょねこたん。膝に乗って来てくれる可愛い奴。
チリのアタカマに着いてからはしばしの休息。
二日ほど皆でアタカマに滞在し、何をするわけでもなく宿で自炊したり。
アタカマ滞在中に、ツアーで一緒だったヨンヨンと偶然再会したのですが
この街のアイス屋さんの「アイス5ドル」にびびりまくってました。
ボリビアから来るとチリって物価がやたら高く感じます。
アルゼンチンからならそうは感じないかもしれないけどね……。
自炊飯。しぎさん特製カルボナーラ。
アタカマ砂漠抜けツアーに参加して思ったのは、
「オンシーズンならもっと鮮やかな自然の色が楽しめたのかも…!」という感想。
でも未だ見た事のない複雑な色の山々やカラーインクで描いたようなラグーンの色、
ピンクのフラミンゴ、抜けるような青い空、
それらを皆と一緒に見られたことは本当にいい経験でした。
世界はまだまだ未体験の色で溢れているんだなあと。
私たちはボリビア~チリへ抜けましたが車に乗り、ボリビアへまた戻ることも可能です。
ちなみに2014年2月頃の参加費は
108USD+ナショナルパークの入場料150ボリ(約2220円)です。
興味のある方は是非参加してみてくださいねー。
(私たちはボリビアのウユニのアベニーダ(宿)の道路挟んで向かいの
「BLUE LINE SERVICE」というツアー会社で予約しました。ご参考までに!)
チリで休息したあとは、ペルーを目指します。
ペルーと言えばマチュピチュ!待ってろマチュピチュ~~~。