ペルーに入国!~プーノ&チチカカ湖に浮かぶウロス島~
こんにちは~
リアルでは未だメキシコシティ。
さて続き~。
チリのアタカマ砂漠を抜け、アリカでセビッチェに舌鼓を打ったあとは
ペルー最初の街・プーノに到着。
プーノでは大した用事もなかったものの、高山病の症状なのか、
旅仲間がひどく体調を崩したのでしばしここで休息することになりました。
たしかにこれから標高が高くなっていくので、
ここで身体を慣らす意味でゆっくり休むのは必要なことだったのかもしれません。
でもウロス島(トトラという草を編んで作った島)にも行けたし、
思いがけずカーニバルも見られたりして
ラッキーと言えばラッキーな滞在となったのでした。
プーノには早朝5:30着。タクシーで6:00には宿「マンコカパックイン」へ。
ここを訪れる日本人は大抵ここに泊まるようです。
なのでこの日も割と混んでいたようで、部屋が空くまで地下?の部屋で待つ事に。
その待つ間、外へ出て散策。
うわ~。オートリキシャだ。しかもすごい派手というか、いかついね。
うおっ、インカコーラだ!
ペルー国内でコーラの売り上げを越えてしまったといわれる、かのインカコーラ。
味は「メロンソーダ」です。他の旅行者に言われて気付きましたが、
たしかにこれメロンソーダだわ。
あったかくてどろどろした飲み物。飲んだけどいまいち美味しさわからず。
朝出勤前にさくっと飲んで出かけて行くペルー人たち。
かなり長時間待たされたけど無事チェックイン。
近所の中華屋さんに行ってみます。
明らかに腱鞘炎になりそうな重さのフライパンをふる女性。
周りにほぼ三人前位の量の米がばらばらと落ちてました。おいおい。
この日はあまり動かず、近所を散策しただけで終わりました。
ですが夜、旅仲間のよーことゆりねえの体調が悪くなり、夜中ずうっと
嘔吐感と下痢でずっと眠れなかったそう。やっぱり高山病かな?!
ひとまず私は元気だったので、市場まで果物を買いに、それと朝食を食べに。
市場へ行くと、祭壇が。
インディヘナ(先住民族)のおばちゃんの姿も普通に見られます。
市場の中の様子。
可愛いマッチ。
魚とスープの食事を取り、宿に戻ってよーこ達と
あまりに調子が戻らなかったら大きな病院か、下山かという話をします。
高山病って下手したら死んじゃうからね。でもひとまず休んで様子を見る事に。
私はなんとか大丈夫だったので、宿で会った旅行者のキヅキくんとエマちゃんと
外を歩いていると、なんとカーニバルが!
なんか外にぎやかだと思ったんだよな~。急いでカメラを構えます笑
衣装を纏って踊るインディヘナの女性達!
見学するペルー人たちも楽しそう。
スカートくるくる。
太鼓を鳴らしながら笛も吹きながら
アメリカの子供達みたいな格好の子らもいます。
子供達も立派に演奏。
なんとも重そうな派手な衣装。
え?こんなのもあり?
びっくりするほどこちらの女性は皆似てますねー。
私の勝手な見解なんですが、標高高い場所に住む民族はきっと神様が
「君たちはこれ以上身長高くなると天に届いちゃうから駄目」
と言って身長低い民族になったんだと思ってます(なにそれ)
でもほんとにこっちの方って頭身が特徴的で、子供がそのまま大人になったような体型
というのかな….。他の国でペルーやボリビアの人見るとなんとなくわかります。
(あんまり会うこともないんだけど)
多分ペルーのイケメンたち。
なんかめちゃくちゃ偉い人だったぽい。
皆揃って素敵です。
カーニバルは続きます。
いいなあ、この手前の白いふわふわの衣装着たい。これで踊り狂いたい。
なんかとんでもないのキター!!
怪物系は衣装がめちゃくちゃ重いと思うのですがそれでも軽快にポップなダンスを披露。
鼻ピアス!鼻ピアス!!
ちょいちょいキワモノ系着ぐるみが登場。
インディアン風のこの子可愛かった~!
このゴリラ(?)後半持たないんじゃないかって位の勢いでダンシングしてました。
よくSMAPの仲居がやってるダンス。なんていうのあれ?
あんまり飛ばすと続かないぞー….。
カーニバルはまだまだ続くようです。
まあーこの日私だけ調子にのって動いてたら夜下痢になったんですけどね….
高山病って下痢になる人と、便秘になる人それぞれらしいんですが
私はこのあとけっこうな期間に渡りお腹が張っているような感覚に見舞われてました。
でも翌日は皆でウロス島観光へ。
よーことねえさんもちょっとずつ体調が良くなっているようなので。
宿からツアーで行く事が出来ます。宿に迎えに来たタクシーでフェリー乗り場まで。
そこからフェリーで15分程行くとウロス島です。
ウロス島はチチカカ湖に浮かぶ、トトラという草で編まれた島。
おとぎ話に出て来そうな島ですね!
信じられませんが、この上で人々は生活しています。
最初にミニチュアを使いウロス島の仕組みを説明してくれます。
ミニチュア可愛い。
説明が終わった後は自由時間。
広げられたお土産を見たり、
トトラを齧らせて貰ったり。
なんかとんでもなくひどい顔してますね私。
トトラは島の原料ともなり、家も作れたり、食料にもなる万能な草だそうですが
初心者が食べると下痢することもあるそうです。
子供達や、大人がたどたどしい日本語を使い家に来ないかと言ってきますが、
ものすごいツーリスティックな感じがして、
多分家に行ってもお土産を売りつけられるのかな、
と思ったので誘いには乗りませんでした。
実際行ってみて思いましたが、観光客が歩けるのは本当に少しのスペースだけです。
もっと色々見られるのかと思いましたが、ウロス島自体は小島の集まりなので
島と島を行き来するには船が必要だし、
ここでは実際に生活してる方々がいるわけですから、
人の生活空間にずかずか入り込むのもおかしな話で。
もっとここの生活を知りたい方はホームステイ体験も出来るそうですよー。
常時小島は300程?あるらしいのですが、
くっつけたり離したり出来るので正確な数は不明なんだそう。
このあとは船に乗り
船もトトラで編まれてます。
でも後ろには普通の小型ボートがくっ付いていて、それで船を押してます。
皆「そういう仕組みかーっ!」と叫んでました。
日本の歌を歌ってくれます。
途中見た可愛い家々。
まー連れてかれたのは食堂なんですけどね。
黒猫ちゃんにお魚の骨あげたらぼりんぼりん食べてました。逞しい子や。
ウロス島は、思った以上にツーリスティックな場所でした。
島にはどこにでもアンテナ立ってるし、電気もあるし、でも未だにチチカカ湖の上に
トトラを編んでプカプカ浮いて生活している。
なんだかこのギャップが面白いなと思ったウロス島でした。
なんだか、いつも「観光地化されている(もっと何十年も前にここに来てみたかった)」
と少しがっくりしてしまうのは、
私がそこに何か未だ見た事のない何かを期待してしまってるからなんでしょうね。
そこが観光地化してしまうのは私たちのような観光客が大勢詰めかけるからなのに、
ツーリズムを感じない何かを求めてしまうのは私たちのエゴですね。
はー、おくゆかしい謙虚な旅行者になりたい。
さてプーノのあとはクスコに移動です!いよいよマチュピチュだー!!