近況日記です
また前の投稿から間が空いてしまった。
もう日本は初夏?皆さんお元気でしょうか。
先日まで居たおかしな掘っ立て小屋シェアハウスを出て、中国人オーナーのアジアンシェアハウスに移ってきました。
前のシェアには二週間だけだったのですが、いや〜耐え難かった…ほんと、変な家でした。笑
(家賃前払いしちゃったんで耐えるしかなかったんですが;)
入居初日の夜の怒声に始まり、シェアメイトの度重なる言い争い、
リビングには無職のケイが一日中ケータイ片手に居座っているし(居ない時は部屋で昼寝)、
ケイの息子ダンは引きこもりで夜になると彼の部屋からぼそぼそしゃべる声がずーっと聞こえてくるわ、
夫婦の奥さんは奥の部屋でずっと横になっていて、ご主人は週2、3日位しか働いていない模様。
まさに恐怖の館。 あ、いや、恐怖の掘っ立て小屋。笑
とにかく落ち着かなくて、こんなに帰りたくない家も初めてでした。
部屋に居るとずーっと誰かの声がするので工場から貰ってきた耳栓つけて生活していました。
(まあ主にケイの「ファッキン」発言なんですけど。そしてここでファッキン恐怖症発症。)
追い討ちをかけるように、仕事の方でも職場の同僚のコリアン男子が突然クビになったり(ヒィー!!)積もり積もった疲労やら、重度のホームシックも重なって気持ちも身体も下っ腹も重い(ストレスが下っ腹にくるタイプ)、最悪の時期でした。
あー思い出すと気が重いわ〜…。今はそう言えるだけマシですが…。
まーそれはそうとシェアハウスですが、
引越し前日もケイがまたなにやら狂ったように家の中をウロウロしながらワオワオ叫んでいて、
息子のダンが部屋中に散らばったチラシをダンがぶつぶつ言いながら拾っていました…。
改めて、なんだか凄いところに来てしまったなと…… 笑
なんかもはやここまで来ると映画の中に入り込んでしまったように思えました…;
全く後ろ髪引かれる思いなく、マイチャリンコをひいてのひいひい言いながらのお引っ越しとなったのでした。
薄々気づいていましたが、ケイは精神的な問題(躁鬱病?)を抱えていて、
働かないのか働けないのか、政府からなんらかの補償を受けているようでした。
(離婚していて子供がいるという面でも補償が受けられるのかな…?)
詳しいことはわかりませんが、オーストラリアの闇の部分を見たような感じでした(大げさ?)
見学をした時の不安な思いはまさに的中、住めば都になるかもしれないというかすかな期待も打ち砕かれ、結局二週間(未満)での引越しになったのでした。
大体Gumtreeの家の紹介の見出し「Happy house great location」だったんですが
「Happy」付けちゃう家は、要注意!
引越し当日にリビングからマリファナの匂いしたので
住人はある意味Happyだったかもしれませんが、殺伐としすぎでしょ!
私全然Happyじゃなかったですから。どちらかというとnervousですから。
皆さん、住む家は、大切に大切です。
そして見学の時に「ここちょっとおかしいな」って所は大体的中するのでやめた方がいいですよ!(わかり切ってることを敢えて書く)
私の場合、家を出るとオーナーに伝えてからの家探しだったので、こういうことになるんですね〜…自業自得ですね。
そして引っ越しした先はアジアンシェアハウス。
親切でわかりやすい英語を話してくれる中国人夫婦がオーナーのお家です。
でも彼らは近所に住んでいるため、基本オーナー不在。たまーにご主人のみメンテに来ます。
来て数週間ですが、ここ最高です…!なんてったってシェアメイトが一人だけ。
広いお家に大人しすぎる台湾人男子・ジョーくん(地味めのゲーマー。日本のアニメが好き)と、日本人・ひろみ(地味めの旅人。動物が好き)の二人暮らしです。
私はできることなら地味同士仲良くしたいのですが、
ジョーくんはとにかくシャイなのか、向こうから話しかけてくること、
ほぼ皆無。ほぼっていうか、皆無。
五日間に一度位挨拶を交わす程度です。って話さなすぎ。逆に不自然。
避けられている、完全に。笑
私がキッチンで料理している時は彼は部屋にこもり、逆もまたしかり。
永遠に終わらないかくれんぼしている感じです。いや、ちょっとシャイすぎるだろ。。
彼はいつも部屋に篭って日本語のゲームをしているので、
日本語で時々女神のお告げみたいな台詞(エコー付)が聞こえてくる度に
結構本気でドキっとする日々。(なんのゲーム…?)
昨日からはゲーム音独特の「ドゥクシッ、ドゥクシッ」と殴る音がずっと聞こえています。笑
はあ、それにしても快適すぎて涙出そう。
静かだし、シェアメイトに食べ物も盗られないし(そこ大事)
それにリビングに誰も居ないのってなんて快感なんだろう。
調理器具は揃ってないけど、近所の大型ショッピングセンターにて
週一でフリマが開催されるのでかなり安く食器なども手に入ります。
(こないだワイングラス2つを50センツで手に入れました。)
いや、でももうそんなの差し引いてもいいところ。早くここに来ればよかったなあと。
やっと安心できる家を見つけホッとしたのも束の間、先日とうとうしの&ぶち夫妻が日本に帰国してしまいました。
こっちに来てもうこれ以上ない位お世話になったお二人。そして毎月数回は必ず一緒にビール呑んだ二人。笑
夫妻が帰る前日に、夫妻との共通の友達数人を交えてパースシティで呑んだんですが、私は仕事だったので先に帰ることに…。
二人とお別れしたあと、仕事をしながらもなんだかもの凄く悲しく切なくなってきて、
私ものすごい二人のこと好きだったんだなって………(って私気持ち悪ぅー)
冗談はさておき(や、ホントですけど)、仕事ばっかりの無味乾燥なパース生活の中で、
楽しい思い出が作れたのはほぼ100%二人のおかげです。
仕事の紹介ももちろん、ビーチやワイナリー、知らないお店連れてって貰ったり、
いつも気にかけてくれて本当に二人には感謝…。
本当にありがとう。(ここで改めてお礼)
(余談ですが、二人にオーストラリアのサイトでフォトブックを作って送ろうとしたら、
数時間間に合わなくて結局こっちから速達で日本へ発送したという…
ギリギリ間に合わないあたりが内山クオリティ)
ワーホリって皆どんどん帰国しちゃうところが切ないですよね。
まー私も数ヶ月後には帰国するんですが、
なんかこう旅先で帰国する旅人を何人も見送ったことを思い出しました。
人生とは出会いと別れの連続だなあと。。。
またこれから孤独な日々の幕開けか…と思いきや、
帰る友達もいれば来る友達もいる訳で、今月からパース入りした友達も数人おり、
来月には待ち焦がれた旦那さんも来てくれるということで賑やかになりそうです。
帰国までもうすぐですが、最後には「来て良かった〜い」と言える締めくくりになるといいなあと思う今日この頃。
写真は友達再会&しのぶち夫妻送別会。
なぜかほとんどの友達がインドで出会った友達だったという不思議。