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登れ!標高たかく(アルゼンチン・ポサダス~ラキアカ)

アルゼンチン

リアルではまだラパス。

明日からワイナポトシ(標高6088m)に登ってくる予定。
まだちょっと滞在してます。

さて続き。

パラグアイでブラジルビザを取った後は、ボリビアのウユニに向けて超絶移動です。

ビザ取得の前日にアルゼンチンパラグアイ、と移動してきましたが

もう翌日にはパラグアイアルゼンチン、と逆戻り。

このへんは移動の内容なのでちょっとつまらないかも….すみません。

【1/27】

ビザを取って、またアルゼンチンへ戻ります。

イミグレの通過もそのまんま、来た時の逆戻りです。

でも天気が良かったので太陽の日差しガンガン、汗だらだらかきながらの

荷物移動は正直つらかった~(笑)

やはり乗ったバスは行ってしまったけど昨日同様あとから来たバスに乗り、

どうにかアルゼンチンのポサダスへ。

ただいまアルゼンチン!!

ポサダスのバスターミナルで次の街へのチケットを探すも

丁度お昼に出てしまったようで、手分けして色んなバス会社に問い合わせても

途中の街(トゥクマン)までだとか、2席しかないとか、

そんな理由であきらめざるおえません。うーん、仕方ない、明日にするか。

と、そう決めたら明日のお昼のチケットを予約して、

バスターミナル前の名もなきホテルへ宿泊。

国境付近ではあるけれど、何もない街ポサダス。

宿の人に「スーパーメルカドはあるか?」と聞いてみるとある、とのこと。

少し歩いた所にかなり大型のスーパーマーケットがあることが判明。

スーパー楽しいよねええええええええ!!とばかりに喜び勇んでスーパーへ。

テントを眺めて欲しがってみたり、お惣菜コーナー冷やかしたり、

野菜買ったり、菓子パンのセンスを疑ったり、アイス買って食べたり。

スーパーだけでかなり楽しみました。どーもどーも。

アイスを食べるゆりねえ

あ、アルゼンチンといえばお肉。

ここにも大きなパックに包まれたお肉がどーんと売られていて、

宿泊しているホテルに台所があれば肉焼いたんですけど、

惜しかったなー。アルゼンチンそろそろ出るのになー。

それにしてもパラグアイとか、こういう辺鄙(失礼)な街にも

スーパーがあって、もはや買えないものはないし、

どこにでもなんでも売られてるんですね。

スーパー自体は面白いけど、売られてるものは大抵一緒で、均一化が否めない。

アジアをまわった時、カンボジアのいい感じにさびれていたオールドマーケットに

バーストリートとかなんとかいうギラギラした派手な飲屋街が出来てたのには

ビックリしましたねー。カオサンかっていう。

スーパーは仕方ないのかもしれないけど、どこもこうして均一化された観光客の為の町並み

(飲屋街)が形成されていくのは、どうにもつまらなさを覚えてしまいます。

でも結局これも私らみたいな観光客の為なんだよなあ……

私たちがつまらなく感じても、そこから得る金でその国は発展するのだろうか?

それは私にはわかりません。…..

話が逸れました。

宿ではスーパーで買った野菜を刻んで、姉さんの持ってるクッカーを借りて煮込んで、

コンソメ味の野菜スープを作りました。

これが美味しかった~~。身体に染み渡りましたね。

この日は疲れたのか21:00にはがくっと寝てしまいました。

【1/28】

翌日は8:00に起きて(よく寝たな)またスーパーに行き、遠足前の子供のように

ワクワクお菓子を選び、(なんか旅行に来るとお菓子を選んで買うのが楽しいですね)

サンドイッチの材料を買って宿でサンドイッチ制作。

12:30ーには宿をチェックアウト。今日は一日移動の日になります。

バスターミナルに行くと待合室に待っているアルゼンチン人青年二人が。

そのうちの一人の腕を見ると、タトゥが彫られており、

しかもなんと書かれていたかと言うとカタカナで「ゴンサレ」。

三人とも過剰に反応し、「なにそれ!」と聞くと「僕の名前だよ」とのこと。

何故、地球の裏側にある国日本のカタカナで名前を腕に刻もうと思ったか?

まあ日本人でも無駄に英語でタトゥ彫りますもんね。

青年二人は双子の兄弟で、どっちが兄か弟かわからないけど

もう一人は「ニコラス」というんだそう。

あとで姉さんはニコラスのことを「ケイジ」と間違えてましたが。

ニコラス・ケイジちゃいますやん。

彼らは私らと同じバスに乗り、これから家に帰るのだとか….。

とっても笑顔の素敵な双子の兄弟でした。

13:15~バス出発。

ここからひたすらまっすぐな道をひた走ります。

風景は飽きるかと思いきや、外を眺めていると

バイクに三人乗りしている親子、それも恰幅のいいお父さんとお母さんに挟まれた息子の姿とか(しかもその息子が一本釣り竿を持っててなんか絵になっている)、

何もない道でぼーーーっとひたすら人を待つリュック背負った男の子、

「アサド(=焼くという意味)」と看板を掲げた今にも潰れそうなほったて小屋で

チョリパン(アルゼンチン周辺で食べられるチョリソーを挟んだパン)を売る

足のまっすぐな奇麗なお姉さん、平原にぽつんと小さく存在する池とか、

殺風景なホテルの玄関にそれを打ち消すように整然と並べられたプラスチックのアヒル….

などなど見ていて飽きませんでした。

なんだかアニメのベルヴィル・ランデブーの世界観のようでした。

こんな平原も

こんな海も

そんな風景を眺めていたら18:30~。時間通りにトゥクマンへ到着。

そこから更に乗り換えてトゥクマン→サルタへ。

いよいよ標高が徐々に高くなって行きます。

乗り換えたバスはなかなかの混雑で、19:00にサルタに向けて出発….

21:00に夕食みたいなものが配られるも、遅いっつーの….。

22:00にはウトウトしていたものの、夜中2時とかにも子供三人連れた母親とか

ばんばん乗って来て、アルゼンチンどないなってんねんと思った次第です。

…….グーグー……..(寝た)

【1/29】

一時間遅れて8:00~サルタ着。

朝起きたらサルタは雨だった…..。

ここサルタはアンデス山脈の麓の街(標高1000m越え)、

ちなみに1、2月が一番雨が多い場所なんだそう。ダァー!どーりで雨ざんざんな訳だ。

本当はサルタ観光するはずだったのだけど、雲の列車も今は走ってないし、

悔しいですがサルタを飛ばし、次のウマワカまでチケットを取ることに。

(雲の列車=サルタからアンデス山脈のボリージャ鉄橋(4000m近く)まで

16時間かけて往復する列車。標高が高い為に本当に雲が近いんだそうです)

出発時間の10:30~までターミナル内の喫茶店で

久々の甘くないコーヒーを飲んだのですが、砂糖はどっさり付いて来ました。

バスの中で貰えるコーヒーは大抵最初から激甘なので、

久々のブラックコーヒーは胃袋にしみました。

あと炭酸水が付いてくるのが嬉しかったなー。

こちらでは水といえば炭酸水=「コン(含む)ガス(炭酸)」、

普通のミネラルウォーター=「シン(含まない)ガス」の二種類が存在します。

日本も今は普通に買えるけど、こちらではもっと普通に飲まれている気がします。

わんこも行き来するバスターミナル内。

バスターミナル内ではヒッピー達が床に布を敷いてギターを弾き、

花柄のシャツを着た男の子は野良犬を傍らに置き、

10代後半にも見える女の子は細い煙草を吸う姿がなかなか様になっています。

うーん、どこにいても自由だな、人の目気にしないんだな、謎だな、ヒッピーって。

10:30~バス出発。

バスのグレードはどんどん下がり、トイレの紙は勿論、手を洗う水は当然出ない、

最後の砦の便器もなくなる始末。

べ、便器……バスのトイレの便器なんて誰がどこに持ち去るのだか…。

バス内テレビではインドのスーパースター、シャー・ルク・カーン主演の映画を

やっており、けっこう一生懸命見てしまいました。

”アスペルガー症候群”という障害を抱えながら奮闘する主人公…

ラブストーリーかと思いきや、9月11日の出来事が出て来るなど、

後半は結構重い話でした。

14:30~ウマワカ着!

ウマワカに着いた瞬間、14:45発のラキアカ(ボリビアとの国境の街)への

バスチケット取ろうとしたのですが、すでに出発してしまった後でした….

おお….こういうのはちょっと遅れて出るのがセオリーでしょうよ….

(海外を旅する時の悪いクセ。日本にいる時は1、2分遅れてもあれ?ってなるのにね。)

でもせっかくなので次のバスの時間(16:45~)までウマワカを観光する事に。

逆にラッキーだったかも。

ウマワカ駅前。雨はやんでました。

せっかくなのでウマワカの紹介を少し。いよいよ標高は3000m近くの街。

そしてウマワカと言えば世界遺産、「ウマワカ渓谷」の色とりどりの地層です!

途中途中はっとしてしまうような色の地層がバスの窓から見えたのですが、

その地層の色は七色とも言われるような多彩さだそうです。

まあそこきちんとは見てないんだけどなっ!!

でも窓から眺める景色も、「凄い所へ来てしまった….」と呟きたくなるような景色でした。

そしてここウマワカは「Humahuaca」、

ウマワカのあるフフイ州は「Jujuy」と表記します。なんか可愛いですね。

ここで食べた絵に描きたくなるような、白雪姫に出て来るようなつっやつやの美味しいリンゴ。こんなリンゴ日本じゃ見た事ないぞー。

かぶりつきます。

さてウマワカ渓谷をウロウロ。

石造りの家が沢山。ボクサー犬?がいい味出してます

この簡略化されたアイスの絵!

味のある建物

どこかヨーロッパ風

看板が良い感じ

野良のわんこちゃんとカップル

有名なメインの広場。の像。

家の窓にたたずむマリア像。

オウムちゃん。「Hola!(やあ)」を繰り返す。

鍵を忘れたのか、無理矢理敷地内に侵入するラグビー部みたいな人達。

ここではどちらかというと同じようなものを揃えてある

お土産屋さんばかりだったのですが、

一軒可愛い日本でも通用しそうなお店を発見したのでここに載せておきます。

【個人的に可愛かったお店紹介~。】ガイドブックとか載ってるかも

ここはアルゼンチン人の可愛らしいお姉さんが経営するブティック(雑貨屋さん?)

多分お姉さんがデザインして発注しているんだと思います。

すみません、お店の名前はわかりません(おい。)

中央広場の近くの、こんな外観のお店です。

置いてあるものがおしゃれなので外観からでも見て分かるかも。

小物系も。

色んなお店で見るようなお土産も揃えてあるんですが、

ここのはちょっと一工夫あっておしゃれな気がします。

日本でも使えそうな品揃え

コート、ポンチョなども

厚手のコートもあり。可愛いです

鞄もあります

クッション、布鞄なども

パッケージもすてき

写真が暗くてすみません

ストールとかおしゃれですねー。

ぜひウマワカを訪れた際には行ってみて下さい。

私もここで可愛いピアスを買いました。

2時間ほどウマワカをうろうろして、バスで国境の街ラキアカへ移移動~。

ちょっと雨に降られたりもしたけど、

なんとかラキアカの街でバックパッカーズホステルにチェックイン。

ここのホテルなかなかよかった、みんなフレンドリーで。

いやいや、今日は移動したー。

でもそろそろ高山病に注意せねばね。ダイアモックス飲もう。

さて、明日はボリビアの国境越えです!!

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