アジメールに行って来た(1)
こんにちは~。旅ブログの続きです。
さて。プシュカルに宿をとりウロウロしていたものの
行かねばならない場所がありました!!
それはアジメール!!
ガイドブックによると「飛ばしてしまうのは惜しい位の魅力のある場所」などと
書かれていて気になるのはもちろんの事、
前回の北インド旅の時に行けなかった場所でもあるのです。
いやーなんと今回チャンスがあるとはね。へっへっ、行くしかないね。
というわけで行って来ました、バス乗り継いで。
朝ご飯は宿の近くの繁華街にて食べました。
ベジロールの店。
なぜかここのベジロールの店、おんなじような趣旨の店が隣にあって
いつもお客の取り合いになってる模様。
繁盛してる方は若い馴れ馴れしいインド男子が接客してたので
いつも繁盛してない方をあえて選んでました。(無意味)
まあインドだから味はほぼ変わらないんだけど。笑
ここプシュカルは肉や卵が普通は手に入らないそうで、このあたりのレストランは
野菜だけでうまくボリュームのある食べ応えのある料理を提供してました。
ここのベジロールとかまさにそう。
なので肉を求める人々はそれらが許されているアジメールに行くんだそうです。
てくてく歩いてバスターミナルまで。
消えかけた壁のヒンディー語。なんか味がある。
この張り紙はどういう意味なんだろ?気になるー。
11:00すぎ、透き通る青が綺麗なプシュカルの空の下、歩いてバスターミナルへ。
そこからバスに乗り、いざアジメールへ!
と意気込んだものの、意気込んでるのは私だけで乗ってもバスは発車せず。
乗り換えたバスがようやく満員に近くなり、発車~~。
途中親切に色々教えてくれたインド人男子と指差し会話帳でコミュニケーション
取ってたのですが途中から調子に乗り始めて来たのでめんどくさくなって
会話帳を取り上げました(おい)
プシュカル~アジメールへの道は色の無い砂に囲まれた山々をぐいぐい
すり抜けていきます。さすが砂漠地方。
バスに乗ってたおじいさんが頭に蛍光緑のビビットなターバンを巻き、
さらにネイビーの眺めのテーラードジャケット、下には白いルンギ(腰布)
を巻いていてかっこよかったです。
砂漠に蛍光緑が映えるね。
さてアジメールに到着し、さらに駅前からリクシャに乗り継ぎます。
アジメール着。
プシュカルはヒンドゥーの聖地であるのに対し、
アジメールは高名な聖人を祀る廟があるアジメールはイスラーム教徒にとっての聖地。
(ガイドブックより)
ここはその聖人を祀る
「フワージャ・ムイーヌッディーン・チシュティーのダールガー(廟)」に続く大通り。
路地にいた牛と猫。
猫「大きいのう」
一日一ダヒ(ヨーグルト)をモットーとする私はひとまずここでダヒタイム。
ダヒむしゃむしゃ。
馬車も沢山。
ロバに乗る男性。
人の溢れる賑やかな通り。屋台も沢山出ています。
これは潰れた米のスナック。昼ご飯とかにちょうどいい。
ムスリムの人が身につける布も多数販売
ドジャ~~~ン。
これが「フワージャ・ムイーヌッディーン・チシュティーのダールガー(廟)」。
(に入る為のニザーム門。ダールガーは中。)
でも地元の人は単にダールガー(廟)とだけ呼ぶのだそう。
長いもんね、名前。
門を前に立ち尽くしてたらおっさんが近づいて来て
「大きい荷物は持って入れない!この裏にある預け所に預けてくれ」
えーー。
というわけで裏の預け所へ行こうと人ごみの中を歩き出しました。
預け所はすぐ裏だったのでわかったのですが、そのカウンターで私が鍵を二つつけて
荷物を預けようとすると横から「ここは政府だからそんなことしなくても大丈夫だ!」
……そーいうアンタは誰だ?!
おっさん、やたらに「私はフレンドだ」と連呼。
で~~~~~た~~~~~禁断のワード「フレンド」!!
てか大体自分から「おれは友達だ!」って怪しさ大爆発でしょ!!
日本人でも怪しいわ。
それに対し「お前は誰だ!いいから構うな」と連呼して突破。
そしてダールガー(廟)には無事入ることが出来ました。
(小さい袋にパスポートと財布だけいれて持参)
入り口で警備員の厳重な荷物チェックがあり、
すごいな、やっぱムスリムの聖地なだけあるぜ….。
と裸足でダールガー内に踏み込んだ瞬間目に飛び込んできたものは。
インド人がダールガー内をケータイのカメラ機能でバシャバシャ撮る姿。
いやいや!インド人かる~いノリで写真撮りまくってまんがな!!!
それを見て….あ….ケイタイはいいのね….(んなわきゃない)と脱力。
インドの、どうも詰めが甘いというかおおらかというかそういう風潮は
ムスリムの聖地でもどこでもまかり通っているようです。
しょうがないよね、だってインドだもん、ここ。
当然ダールガー内の写真はありませんが、私はムスリムでもなんでもないので
一回りぐるっと見たらそそくさと退散したのでした。
中は大勢の敬虔なイスラム教徒が大理石の冷たい床の上に座り
祈りを捧げていました。厳粛な雰囲気でしたよー(ケータイで撮影はするけど)
外へ出て、ダールガーより気になってた路地散策へ。
魅惑的な路地を抜けて気ままに歩きます。
プシュカルとは全く違った雰囲気!
バルフィー(インドのくそ甘いお菓子)を売る店も多数。
外人(私)目立ちまくりです。
メエメエひつじちゃんたち。
食べられちゃうのかな。
坂を登って行くと大きいヤギがホテル?の門に立ちはだかり、急に放尿。
どうしたヤギ。なにかこのホテルに恨みでも。
なんか独特の雰囲気を持つ街だなあ。
こういう路地好きだわ~~。
食堂の気のいいにいちゃんたち。
ここで昼ご飯を食べる事に。
別に肉食べたい気はしなかったけどせっかくなのでマトンカレーを。
マサラががつんと効いてて、フォークで肉を刺すとほろほろ崩れるマトン肉。
美味しかったー!
あ、あとパコラ(野菜の揚げ物)やジャレービー(甘~い砂糖漬けの揚げ菓子)を
売る店も。
さらに路地散策。
ちょっとしたスペースがあれば出来る床屋さん。
通りにいるにーちゃんたち。
あ~この手作り感溢れる看板や、路地。たまりませんなー
と、ここで長くなってきたのてアジメールに行って来た(2)に続きます~。