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ゴールデン・ロックへの道~前編~

ミャンマー

こんにちは~。

リアルではインドのラジャスターン地方の「湖の街」ウダイプル。

今年の一月にラジャスターンのジャイプルで

ヴィパッサナーに参加していた事を考えると感慨もひとしおですね。

「あっ、インド一周しちゃった!」ていう。いやはや。

では引き続きミャンマー編!

インレー湖を観光したあとはゴールデン・ロック(チャイティーヨー・パゴダ)へ!

日本ではポカリスエットのCMで流れていたのでそれで見た事がある方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

危うい崖の上に絶妙なバランスで鎮座する黄金の岩です。

岩のてっぺんに備え付けられたパゴダの中に仏陀の遺髪が入っており、

それがバランスをとっていると伝えられているとか….。ほんまかいな。

ゴールデン・ロックは行きたいなー行きたいなーと思っていたものの、

実際ゴールデンロックって何日かかるかわかんないし、

一度ヤンゴンに戻ってから目指した方がいいのかな?と思ってました。

(ヤンゴンからだと少し近い)

でもインレー一日観光で一緒だったTさんに聞くところによると

ここからゴールデン・ロックに寄ってヤンゴンに帰ることは可能だとのこと。

(Tさんに聞いてなかったら行けなかった…!本当にありがとうござました。)

そして昨日再会した台湾人のウェンディもなんとゴールデンロックに寄って

ヤンゴンに帰るということを聞きじゃあ一緒に行こう!ということになりました。

7:00~

宿で朝食。

昨日ツアーで一緒だったドイツ人カップルとTさんと一緒にご飯。

でも食べ始める直前、彼女の方がコーヒーポットからコーヒーを注ごうとした瞬間、

ポットの蓋がポコンと外れて熱いコーヒーがジャーっ!と彼女の手に!

ぎゃあああ熱いーっ!(私の心の声)

すぐ水で冷やして、彼氏の方が部屋から薬を持って来たものの、

宿の人も心配してタナカを擦って持って来てくれました。

(ミャンマー人がいつも顔に塗ってる白い日焼け止め)

タナカは日焼けを防止すると同時に火傷を鎮めるのにも使えるようです。

マルチな自然の薬、タナカ。(と朝から納得)

彼女の火傷の方はそこまで大した事ない様子で安心しました。

彼らは朝食のあとすぐに次の目的地へ出発していきました。

9:30~

まだ時間があったので、Tさんの勧めでレンタルチャリを借りて周辺の村々を散策。

ぬあっーーーーーのどかーっっ!


道はぼこぼこでガタガタで気を抜くと転びそうになるけど(笑)

向こうから歩いて来るミャンマー人(訝しげな顔)に挨拶すると

ほぼ100%笑顔で返してくれるし、なんていいとこなんだここはー!

そのあと市場にも行って、一度宿へ。

そこまで広くないんだけど、がやがやして沢山の地元の人がいて。

賑やかでパワーがあって良かったなー。

豆腐みたいな食材が売ってて、醤油かけて食べようとひらめいたんだけど

醤油はバンコクの常宿にいったん預かって貰っていたんだったあ….豆腐ー。

12:00~

チェックアウトし、Tさんと宿の近くの小さい食堂へ。

ちなみにここの食堂でも私とTさん、二人分しか頼んでないのに

何故か私のオーダーした麺を忘れられ(なーぜー!)

「あたいを怒らすんじゃねえええええええ」

と、のどかなニャウンシュエがあやうく戦場と化す所でした。(どんだけ傍若無人)

ミャンマーでは三回目だね、これ。

てか何が悪いんだ….私の薄い顔が悪いのか….だから忘れられちゃうのか….笑

13:30~

パゴー行きのバスに乗るためのピックアップトラックへ乗り込む。

さよならインレー湖!

このピックアップトラックの中で出会ったやたら個性強い台湾人の王さん

目的地がゴールデン・ロックということで一緒に移動することになりました。

さて、ここで今回の旅のメンバーを簡単に紹介。

【ウェンディ】

27歳の台湾人。ウェンディはニックネーム。おっとりした天然系女子。

ヤンゴン空港~市内までタクシーシェアした縁で部屋もシェアした仲。

二年ワーホリに行っていたそうで英語がペラペラ。

やたら荷物が多い。(鞄の中身見たけどいらんお土産だらけ。

しかも後半それを私に押し付けて来る(いらんなら捨てろ!笑))


Kさん】

30代前半日本人男子。転職の合間にミャンマー&タイ旅行。

すでに世界一周を終えており、今回の旅は前の旅で回れなかったミャンマー+

ちょっとゆっくりするためタイの島に行って帰る予定なんだそう。

留学経験ありなので英語がペラペラ。私でもわかる位かなり深く英語を理解している方。

勉強家で、お笑い好き。世界一周の時の話が本出せそうな位面白い。

王(ワン)さん

50~60代の台湾人男性。先ほどのピックアップトラックの中で会った台湾人のおじさん。

20年間オーストラリアに住んでおりわかりやすい英語を話す。

会社経営してるらしい。とってもマイペース。何でもかんでもすぐ値切る。

旅の達人または釣り名人がよく着てるポケット沢山の服を着用しており、

そのポケットの中にはにレシートやらメモやら紙(クズ)が詰まっていて

本人もどこに何が入っているのか把握しきれてない模様。

じっとしてるのが苦手。(子供か)

どこにいてもアボカド喰いだす。むしろアボカドがパワーの源っぽい。

特技はテレポーテーション。別名・滅菌おやじ。

さてざっと紹介させて頂いたところで旅の続き!

14:00すぎ~

パゴー行きのバスを待ちます。

王さんはマイペースになんかペラペラしゃべりながら落ち着きなくウロウロ。

日本で売ってるものの二倍はあるやたらでかいアボカドを買って

マイスプーンですくって食べてます。

アボカドってなんかかけないと美味しくなくね?というつっこみは王さんの前では無意味。

アボカドを喰らう王さん。マイペース。

15:30~

パゴー行きのバスが来て乗り込みます。

そしてここから(何回か休憩を挟みつつ)15~16時間かけてパゴーへ。

途中の休憩所では売り子んさんたちがミカンやらアボカドやらを大袋に詰めて

格安(1000K=約100円)で売っています。

もう売り上げ無視の出血大サービス状態。

安いなあ…でも今買うと邪魔になるしなあ…と思いつつバスに戻ると….

通路挟んで座ってる老夫婦が大量のミカンを購入してました(!)

しかもミカン買いすぎたのが原因(?)で、車内に響く大声で

「あんたミカン買いすぎよ!」

「お前4つ食うたらええやん!」(Tさんアテレコ)

と夫婦喧嘩(ミカン戦争)勃発。

しばらくするとおじさんの方が通路の補助席を使いだし、私の隣に移動。

補助席の上に体育座りで家用のでかい起毛毛布を頭からかぶり、

ミカン戦争、冷戦状態に突入!


しっかしおっさんがモゾモゾ動く度に毛布が私にビシバシ当たる!

眠れやしない!!笑

乗っていたバスは夜になってもばんばん人が乗り込んでくるので、

おじさん何度も補助席出したり閉まったりしてたから

おじさんも寝られてなかったけどね。(あほか!笑)

お月様がきれい。

日本の中古車「ASKAKANKO(アスカ観光)」の文字が眩しい。

こんなものまで。これは捨てていいと思う….。

4:00~

ミカン戦争のとばっちりを喰らいながら気付けばパゴー!!

まだ朝日が昇る前なので真っ暗です。

ここからピックアップトラックに乗り込み、キンプンを目指します。

早朝のミャンマーはかなり冷えるので、吹きさらしのトラック内は

かーなーり寒かった!!

地元の人がトラックの中に猛烈に荷物を積んでるせいもあり、

皆身を寄せ合うようにして、寒風から身を守るようにして縮こまり、

ひたすら耐え、目的地を目指します。

向かいに座ってた母親と姉妹(?)可愛い。

でも途中金星が見えたり、停電になり街灯も消え、完全なる闇に包まれたり

そのあと昇った朝日が奇麗だったり、

乗り込んできた母子の母親の方がMacbook Airばりの手軽さ

小脇にニワトリを抱えていたりとちょっぴり楽しい道中なのでした。

見えますか?真ん中ちょい下あたりにキラリと輝く金星。

ちょっと休憩。右の車に乗ってました

7:00~キンプン着!

ゴールデンロックにほど近いキンプンに到着!

巡礼者で賑わうなんだかいい感じの街です。

お土産屋さんも沢山あるし、ツーリスティックなんだけど嫌な感じじゃない。

なんでだろう?ここにいる人たちもそこまですれてないというか、

なんだか親しみ易い感じがするのです。

とりあえず宿を決め、ウェンディと私、Tさんと王さんでそれぞれルームシェア。

(ツインルーム20USD÷2=10USD。

ミャンマーみたいな宿代が高い所だとシェア出来ると嬉しいね)

ウェンディと私とTさんは軽くお茶をし、私だけその後モヒンガーを食べ

(我ながらよく食べる)街を散策。

ミャンマーの朝ご飯、モヒンガー。

優しい味。パクチー入れ放題で嬉しい!

なんだかいい雰囲気の街。

朝の果物は金ということでスイカもムシャリ。

11:00~

宿に帰り顔洗ったり、少し休んでさあ行きましょか!と4人で出発。

その前に腹ごしらえ。(私食べ過ぎじゃね?)

私たち3人は普通にミャンマーの油カレーをオーダーしたのですが、

王さんはマイ食器とマグカップを持参し、それらを全て熱湯消毒したあと

マグカップに米と肉を盛ってもらい、

もう何が何だかのマグカップ飯を喰らっていました….笑

おっさんもうやりたい放題。

(これまで見てたけどほんとになんでもすぐ値切るし・笑)

え、そ、そこまで?どんだけ徹底してんの?と同行した我らも苦笑気味だったのですが

店のミャンマー女子はこの世のものとは思えない何かを見る顔つき

王さんを見つめていたので、私らはそれをみてまた苦笑気味….(笑)

ああ、やだなこんな父親いたら….。笑

旅慣れてるっぽいんだけど菌にはめっぽう弱い王さん…

この頃から私の中ではあだ名「滅菌おやじ」に決定。

食事を終え、ジャージャー食器を洗い終えたあと、

「シャツ……..シャツが無え!」

と王さんが騒ぐので見たらフツーに肩にシャツがひっかかってました。

ちゃ、ちゃんと見ろ王さん!!笑

人騒がせな、でもなんか憎めないおじさんです。笑

王さんが何かするとウェンディ(たまに日本の単語が出て来る)が王さんのことを

「オジイサン、オジイサン」と呼びます。笑

いや、まだおじいさんじゃないと思うのだが….。

でもふるまいはちょっとオジイサン…..。

ではでは気を取り直してゴールデンロックに向かいましょー!笑

後半につづく。

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