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ゴールデン・ロックへの道~後編~

ミャンマー

さてゴールデン・ロックへの道~後編~です。

【前回までのあらすじ】

インレー湖からチャイティーヨー・パゴダ(ゴールデン・ロック)に行き

ヤンゴンに帰ろうと決めた我ら。

バスや車を乗り継ぎ、辿り着いたキンプン。

さあ、ゴールはもうすぐだ!(….あらすじ?)


さて続きをどうぞ!

ゴールデンロックは山の頂上にあるので、その山のふもとまでは

ピックアップトラックを使います。

記念にパチリ

私たちはまだ全然人がいないトラックに乗車….

でも定員に達しないと出発しないので、ひたすら人が集まるのを待ちます。

けっこー待った所でやっと満員になり、出発!

こんな(ミャンマーにしては)ぶいぶい言わしてそうな若者も巡礼にきちゃうぜ?

若者にとって巡礼って何なのでしょうね。

これは他のトラックだけど、こちらもこれと同じ位の人口密度。

13:00位~

山のでこぼこ道をけっこうなスピード出してボウン!ボウン!とトラックは進みます。

道が狭い上に、ものすごい傾斜のついた道。

前が見えないので次上り坂なのか下りなのかわからない。

急に下ったかと思えば次の瞬間には身体がひっくり返る感覚に陥る位急に上ったり、

曲がったり。飽きさせません。

さらに左右からは豊かな緑が迫り来るようです。

加えて、後部の席なので(席といってもただの木の板)衝撃が半端ありません。

こっ、これはなんかもう一歩間違えば車外に放り出されるパターン!!

必死に車の一部(柵とか)にしがみつきます!

そのへんの遊園地のアトラクション顔負け、恐怖と面白さで笑いが止まりません。

なんかもう…昨日からすごい大冒険だ….

あっ…..あははっ….

あははははははっ…..(泣き笑い)

途中、下りのトラックを待つ休憩所に停車。

(道が一本道の為、連絡を取って譲り合い?している模様)

なんかもうここに来るまでに2、3キロは痩せた感じがするよね。

(まあそんなの勘違いなんだけど)

観光客も巡礼のミャンマー人も、いつ発車するかわからないので

トラックの席に座り再出発を今か今かとじっとしているのですが

王さんは子供なのでぴょーんと降りてどこかで行ってしまいました。

お願いだからおとなしくしてて….(もう放っておくけど。)

そして、再出発。

(王さんミャンマー人に「ほら早く乗って、戻って」と怒られてた;自由すぎるわ~)

14:00~

山のふもとへ到着。

ここから自力で山を登ります。

私達が行った時期のミャンマーは朝冷え込むものの、昼の日差しは真夏並。

汗を流しながら、ぜーぜー言いながら頂上を目指します。

まだ登り始めなのに仔猫天国が現れ先に進めない。

ここは天国….か….?

猫と暮らす。いいなー。

ちなみに。

お年寄りやちょっと歩くのに疲れた方は御輿に乗るのもアリです。

カモシカのような脚をしたミャンマー人が四人がかりで頂上まで運んでくれますよ!!

でもサンタさんみたいな体型したヨーロピアンのおじさんを運んでるの見た時は

四人がかりでも相当辛そうでした….いやあすごいわ;

これこれ。御輿。

上から。

途中そこここに休憩所やお土産屋さんが。

一番怪しかったのは薬草&怪しげな動物の死骸を売る店…..

多分漢方薬とかそういう部類のものなんだろうけど、

ミャンマーの人はこういうものを本気で使用しているんだろうか….

もはや魔女の扱うものレベル;

動物から抽出された謎の液体とかも売られてましたが、体調悪くなるでしょ確実に!

こういう店がいくつも;

あ、猫もいましたよ沢山。

おっぱい吸う猫。かわいい~~~

臓物を煮る屋台なども。

さて40~50分かけてやっと頂上まで来ました!

そこで入場料6USDを払い、入場。

門はちょっと江ノ島みたい。

こういうちょっと派手目な観光地見ると皆江ノ島に見えてしまう….(貧相な発想)

入り口のところにあった脱衣所??

絶景を前にして眠る青年ら。

ずいぶんと高い場所に来たもんだ。

15;30~

とうとう…というかいよいよゴールデン・ロックとご対面!!!


どーーーん。

これがゴールデン・ロックだー!!

あ、なんかポカリのCMで見た時は大自然の中にあるのかと思いきや

かなり作られた空間の中にあるのね….!イメージと違った!笑

でもすごいバランス。

祈る人々。

あの岩の上のパゴダに仏陀の….かの人の遺髪が….おお….仏陀….(誰やねん)

悲しいかな女性は岩には触れません。

岩に触れてきたTさんの手。キンプンだ!金粉付いてますよ!

角度を変えて。

下から。Tさん撮影。

バランスが絶妙すぎて下に立つのが怖いくらい。

一通り園内をまわったあと岩のふもとで一休み~。

ゴールデンロックに見守られながら、またアボカド食べ始める王さん。

ほんと、どこでも食べるな。


なんかこんだけ栄養価の高いものしょっちゅう食べてたら鼻血でそうだな..。

(いや、私もアボカド好きですよ!日本のミス・ユニバース候補をプロデュースした

エリカ・アンギャル氏もアボカド推奨してたしね!)

ただ食べ過ぎはイカンがな。

王さんは単純にアボカドが好きなのかもしれんが、滅菌おやじとしては多分

バナナとかアボカドとか、皮に包まれた実は一番安心な食べ物なんだろうね。

でもそれ以前にちょこまかいつも動き回ってる王さんのパワーの源なんだろう….

(と勝手に想像)

あとは記念撮影など。

あれっ、いつのまにか王さんがいない。

…と、ふとゴールデン・ロックを見ると

いたー!!(王さんの得意技:テレポーテーション)

しかも自分撮りしてるー!(体勢無理がある!!)

これ見てTさんとかはもう腸がよじれる位笑ってました…..笑

今日のハイライト決定

16:45~

ゴールデンロックの夕焼けとか夜のライトアップも見たいけど、

そろそろ帰ろうかということになり。

下山は登りより当然楽でした!とととっとね。

猫達もいるし

夕陽の光を浴びる猫ちゃん。ううう一回でいいから….抱っこさせて….(怪しい人!)

調子に乗って「竹の機関銃」を持ってパラパラ鳴らす私。

竹の機関銃って平和なんだか危険なんだか。

このあたりは竹のおもちゃ率高し。

17:20~

下りのピックアップトラックに乗ることが出来、すぐ定員に達したので

すぐ出発するかと思いきや….運賃の計算が合わないらしく、なかなか出発せず….。

く、払ってない人がいるのか計算間違いなのか。

イライラして立ち上がるヨーロピアンも居たりして。

私は後ろの席から前の方に座ってる王さんがそわそわ(デフォルト)してるので

いつ立ち上がるかハラハラしてたのですが、

(王さん自身もトラック飛び降りたかったみたいけど)

おやつのミカンを食べることでそれを制御していた模様です(どないやねん)

18:00~

なんとかバスは発車するものの、すぐ止まり、下からのトラックを待ちます。

その間にもどんどん空は暗くなり、気温も下がり風も冷たくなり、

隣のミャンマー美人はそれに対抗するかのように

古めのケータイでポップソングを大音量でかけ(笑)

皆それを聞きながらひたすらじっと車が再び動き出すのを待ちます。

Tさんは隣に座っていた子供の熱で暖をとっていた模様です。笑

子供ってあったかいよね~。

そしてやっと動き出すトラック。

「よ、よかった….」

心の底から安堵。

トラックに乗っていた乗客全員の心がひとつになった瞬間。

ま、安心したのも束の間、帰りは真っ暗で

行きのアトラクションが更なる恐怖体験になって襲ってきたんですが。笑

いやあでも面白かった~。

19:00~

無事、下山。いや~。面白かった。

降りた後は明日のヤンゴン行きのチケットを取ってウェンディとTさんとで

ご飯食べに行きました。

20:30~

もうこの時間には部屋でシャワー浴びて就寝(準備)。

たった二日間のことでしたが、すごいアドベンチャーを体験したような気がします。

(大げさかもしれないけども)

なんかもう王さんの事ばっか書いていたような気もしますが(スイマセン)

ゴールデンロックそのものというよりそこに至る過程がかなりエキサイティングなので

もし機会ありましたら是非行ってみて下さいゴールデンロック!!

すごく面白いので。

ゴールデンロックって名前もちょっと冒険王っぽいし!(??)

あー、行ってよかった。

おやすみなさーい★(バタ!!)笑

あ、王さんはオーストラリアに遊びに来たら泊めてやる的なこと言ってくれてましたが、

これから会うことはあるかなあ…

でももし会えるのであれば自由すぎる大人論でも伺いたいところです。

二回に分けての黄金岩編、お付き合い頂きありがとうございました。

さて次回はただいまヤンゴン編!のはず。

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